Think Dualband GNSS is Expensive? Think Again.
こんにちは、菅井です。夏真っ盛りという感じです。学校も夏休みに入り、近所では夏祭りや盆踊りが始まりました。
Friday Product Postは、米国現地時間の毎週金曜日に公開される、米国SparkFun社の新商品を紹介するブログ記事です。スイッチサイエンスでは来週、毎週火曜日の夕方の17時に日本語に訳して公開しています。
Think Dualband GNSS is Expensive? Think Again.(編集注:「デュアルバンドGNSSはお高いですって?考え直しましょう。」)
みなさん、Friday Product Postの時間になりました。今週ご紹介するのは数点ですが、最初の製品はデュアルバンドGNSSを非常に利用しやすくなるのでとても重要です。DAN-F10N GNSS モジュールは、たった$59.95でL1/L5バンドを高い信頼性で受信できます。現代の経済状況で、このモジュールによりGNSSに興味を持つ多く人が数1000ドルとは言わなくても数100ドルする場合があるテクノロジーを利用できるようになるはずです。その次は、とても大事な部品である、ポテンショメーターのノブです。おふざけはこのぐらいにして、今週の新製品を詳しく見ていきましょう。
SparkFun Dualband L1/L5 GNSS Breakout - DAN-F10N
SparkFun DAN-F10N デュアルバンド GNSSモジュールは、L1/L5周波数バンドの同時受信が可能な、強力なu-blox製 F10 エンジンをベースに構築されています。u-blox社の高度なマルチパスミティゲーション(Multipath mitigation)テクノロジーが利用されており、最強の信号を取り出し、過密なアーバンキャニオン(編集注:都市部の高層建築物が密集した場所)においてでも、信頼性の高いメートル級の測位精度を達成します。信号の整合性を確かなものとするため、モジュールにはノッチフィルター((LTE B13)が追加された頑丈なSAW-LNA-SAW RFフロントエンドが内蔵され、近隣セルラーモデムからの干渉除去に優れています。
本モジュールにはコンパクトな 20 mm x 20 mm x 8 mmの 右旋円偏波 (RHCP) デュアルバンドパッチアンテナが内蔵され、見事なサイズと性能のバランスを達成しています。広いビーム幅により、柔軟にデバイスの向きを設定できます。実用性をさらに高めるため、オンボードスイッチで外付けデュアルバンドアンテナに簡単に切り替えられます。
Aluminum Potentiometer Knob – Black 25mm
直径25 mm のアルミ製ポテンショメータノブ はポテンショメータの上からはまり、しっかりフットするためにキーロック機構があります。ノブ本体はプラスチック製インサート付きの金属製です。外側は、精密な調整ができるよう、ギザギザのローレット加工が施されています。
今週紹介した製品をつかって何か面白いものができましたら、@sparkfun にツイートか、または Instagram や Facebook などでどんなものを作られたのかお知らせください。来週はさらに新製品をご紹介します。