PicoRuby Overflow会議に行ってきました
2025/07/19にグランフロント大阪で開催されたPicoRuby Overflow会議に行ってきました。
筆者はプログラムを書くのが本業ではないのでちょっとしたことをやりたい時にパソコン上でプログラムを書く程度なのですが、その際にはRubyを使うことが多いです。という程度の経歴です。
ただ職業柄組み込み分野には興味があり、以前から展示会でmrubyやmruby/cの展示を拝見させてもらったりはしていたのです。そしてPicossciピッチ変換基板を作ったときにそれ用の6キーパッドを作ったときにrpk_firmwareを入れるためにPicoRubyを触ったことがあります。記事はこちら Picossci RP2040 ピッチ変換基板を利用した6キーパッドのKiCadデータを公開しました
特定のプログラミング言語のイベント(とくくってしまいますが)に参加したのは今回がほぼ初めてでしたが、とても楽しく興味深いイベントでした。セキュリティやサーバから組み込みまでいろいろな業種の人が集まって、一つの話題についてワイワイしているのはいいですね。
今回参加することを決断したきっかけとなったのは、プレゼンを聞くだけではなく実際にPicoRubyで動作する物を持ちよって展示したり触ったりできる場所があるということでした。実際に動く物を見られて、作った人に話を聞けるのはよかったです。
制作物としてははるかさんが作られていたpixelcatという光るデバイスの完成度がすごかったです。が、写真を撮っていなかったのでご本人が公開されているプレゼンテーション資料にリンクしておきます。
Write your own mrbgem, Create your own device
ドキュメントやmrbgemsという外部ハードウェアなどのモジュール(ドライバ?)が整備されるといいなあという印象は他の参加者のみなさんも共有されていたようで、貢献できる場所はいろいろあるなと思いました。
キーノートスピーチではPicoRuby作者のはすみさんが作られているプレゼンテーションソフトツールRapicco内で使われているうさぎとかめのドット絵を募集していて、プログラムが書けない人も貢献できるようになっているのはいいですね。

他のイベントにも参加してみたくなりました。10月には秋葉原でTinyGo Conferenceがありますね。