コンテンツにスキップ
Hamamatsu Micro Maker Faire 2022に行ってきました

Hamamatsu Micro Maker Faire 2022に行ってきました

2022/11/05に静岡県浜松市にある浜松科学館 みらいーらで開催されたHamamatsu Micro Maker Faireに行ってきました。

行き方

浜松は新幹線のぞみが停車しないのでひかりかこだまで行く必要があります。今回はJR東海ツアーズのぷらっとこだまを利用して行きました。2時間くらいかかりますが安くてドリンク付きで行けるので浜松くらいの距離ならちょうどいい感じです。

会場は浜松駅から歩いて5分くらいのところにあってわかりやすかったです。会場の広さはだいたい教室1.5個ぶんくらいの広さでした。出展者の数は27で、面積と参加者のバランスがよくて他の人がいて展示物が見えない、ということがなくてよかったです。

気になった出展者を挙げていきます。

前田哲徳さん

写真で見ると全くなんだかわからない作品でしたが、体験してみるととてもよい作品である事が感じられました。今回一番よかったです。写真にある説明にもある通り、ヘッドフォンをつけてマイクの前で紙をやぶると、破った音がランダムに別の音に置き換えられて聞こえるという作品です。

周りで見てると単にマイクの前で紙を破いている人なので良さが伝わらないのが惜しいところです。ヘッドフォンじゃなくてスピーカーにするとハウリングしてしまうから、ということだそうですがなんかいい解決方法があるといいですね。

 Yara:Makersさん

ペンプロッタを使ってスピログラフを描く「SPIRO MAKER」を展示されていました。制御用のコンソールの完成度がとても高くて、まるで専用機のようでした。実際そう見えることを狙って作られたそうです。

HAL900さん

市販のステッパーを改造してVR空間内を歩けるようにする装置を展示されていました。オープンソースハードウェアとして公開されていて、ステッパー側を改造することはない(装置を取り付けるだけ)と至れり尽くせりでした。VR空間を移動する方法を検討している方はぜひ。

スズキ株式会社

軽自動車で有名なスズキが今回のスポンサーになっており、ブースも出していました。展示していたのはボート用のエンジンにフィルタを追加して海に漂うマイクロプラスチックを回収するための装置と、同じくボート用エンジンの状態をスマートフォンで取得できるようになるアプリでした。

ボート用のエンジンは冷却のために海水を吸い上げて吐き出してを常にやっているそうで、そこにマイクロプラスチックを回収するフィルタをつける、でも詰まるとだめだから迂回路も用意するなどいろいろ工夫されていました。今後の課題はプラスチックでないものをどう分類するかと、フィルターの詰まり具合の可視化だそうです。

鷲山技研さん

浜松という場所柄か楽器やオーディオの出展が多かったのですが、鷲山技研さんの展示は見た目も出る音もとてもすてきでした。右端にあるトイピアノはトイピアノの音が出る(ただしスピーカーから)という謎楽器で面白かったです。

門奈哲也さん

Maker Faire Tokyo 2022にも出展されていたお茶淹れマシーンを出展されていたので、ゆっくり話を聞くことができました。お茶の種類に合わせて湯温を下げるところから始まり、抽出時間ちょうどで湯飲みに注いで最後に湯切りをするところまで再現されていてとても面白かったです。ちゃんと洗うことも考えられているのもよかったです。

 最後に

浜松での初Micro Maker Faire、とてもよいイベントでした。浜松は東京からも近くて行きやすし、他にも見どころがたくさんあるので今回見送った人も次回は来くるといいと思いました。

浜松は他にも見所があって行ってきたので別記事で紹介します!

前の記事 【toio™製品 15%~20%OFF!】スイッチサイエンスクリスマスセールのお知らせ