Benewakeの測距センサで測ってみた。
こんにちは。すみやです。
今回はスポットセールに関連して、BenewakeのLiDARを紹介します!
ちなみに前回は産業向けの長距離に対応したLiDARを琵琶湖畔で実験しています。こちらの製品もセールの対象になっています。ぜひご覧ください。
今回はよりお手軽な製品を紹介します。改めてLiDARと言えば360度くるくる回る印象が強いですが、BenewakeのLiDARは回らずにシングルポイントの測定をすることが可能です。レンズ一体型設計でより長距離の測定や防水防塵モデルなど用途に合わせた選択することができます。
先日スイッチサイエンスに来社していただいたBenewakeの担当者の方曰く、ゴミ箱の量の測定に使用しているとのこと。
というわけで実際に残量が表示されるゴミ箱を製作してみました。
スイッチサイエンスで販売中の最も安価なTF-Lunaを使用しました。このセンサは8mまでの距離を1cm単位で測定可能です。
原理としてはゴミ箱の蓋にセンサを取り付け、ゴミまでの距離を測りゴミ箱の量を測ります。ランディングページにあるサイロの測定と同じ原理ですね。
TF-LunaはUART、I2C通信に対応しています。電源電圧は5 V 、ロジックレベルは3.3Vです。このUARTの組み合わせは、M5StackのPORT.Cの規格と同じです。というわけでM5Stackを採用しました。改めてM5Stackと相性が良いと思いました。
プログラムについても前回の記事で使用したArduinoのコードが使用可能です。350 m測定できるセンサ上位機種と入門機種が同じコードで動くので開発が楽になりますね。
というわけで、TF-Lunaを使ってゴミ箱の量を測定してみました。M5StackのWi-Fi機能でクラウドにアップロードしたりすることでゴミの量を可視化することができますね。
我が家のゴミの量を可視化しても、飲み過ぎが可視化されてしまうだけですが、公共施設のゴミ箱など工夫次第で実用的な使い方ができそうですね。上位のモデルには防水防塵もラインナップしています。ゴミ箱だけでなく、様々な測定に活用できそうですね。
スポットセール開催中です。長距離を測定したいと思っている方に是非おすすめです!どうぞよろしくお願いいたします。