
The Winds Are A-Changin'!
こんにちは、菅井です。 5月も中旬、新生活には慣れたでしょうか?気候は徐々に初夏の気配となり、汗ばむことも。体調管理にはお気をつけください。
Friday Product Postは、米国現地時間の毎週金曜日に公開される、米国SparkFun社の新商品を紹介するブログ記事です。スイッチサイエンスでは来週、毎週火曜日の夕方の17時に日本語に訳して公開しています。
The Winds Are A-Changin'!(編集注:「風は変わる」。元ネタはBob Dylanです。意味深ですね。)
みなさん、Friday Product Postにようこそ。ご存じないかもしれませんが、コロラド州は春から初夏にかけて不安定な天候になります。嵐、雹、時には竜巻さえ。このため、人気にある Weather Meter Kit を見直して、ほぼすべてのパーツを単体でご提供することにしました。風力計、風向計、そして組み立てる構造部品全てです。交換部品として使用したり、部品一つだけ必要なら、特別な電子工作も製作できます。それでは詳しく見ていきましょう。
まず最初は風速を測る風力計です。風が風力計についたカップを動かし、内蔵磁石を回転させます。各回転毎に磁石はリードスイッチを閉じ、出力に反映されます。この結果は、マイコンのデジタルカウンタや割り込みピンを使って、RJ-11コネクタ内の導線2本(ピン2と3)で測定できます。
風向計は、風向きを示します。内部には、それぞれ固有な値の抵抗が付いた8個のスイッチがあります。風向計が回転すると、磁石がリードスイッチを閉じます。スイッチはお互いに近いので、同時に二つ閉じることもあります。外付けの抵抗器を使えば、電圧分割気を作製できるので、マイクロコントローラのADコンバータで電圧出力を測定すれば、風向計が指す方向を決定できます。
風力センサ取付アームは、風力計と風向計をしっかり取り付けるための安定した信頼性の高い取り付け台です。金属製マストまたはポールに簡単に設置できるよう設計されており、いかなる気象条件でも正確かつ一貫した測定が可能になるよう、風力センサがしっかりと固定されます。

今週紹介した製品をつかって何か面白いものができましたら、@sparkfun にツイートか、または Instagram や Facebook などでどんなものを作られたのかお知らせください。来週はさらに新製品をご紹介します。
※一部、翻訳に説明を追加している部分があります。また、文中にスイッチサイエンスのお取り寄せページへのリンクを追加しています。