ACS37100LMATR-025B3 TMR 電流センサコンパクトモジュール(±25A、3.3V)
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商品コード: POLOLU-5476
発売日: 2026-06-18
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Allegro社のACS37100LMATR-025B3 TMRが搭載された電気絶縁型電流センサのコンパクト版です。測定電流範囲は-25~25 A 、3.3 V動作で、高帯域幅(10 MHz)、高精度、低ノイズ、標準応答時間は50 nsです。
特徴
- Allegro社の特許取得済み XtremeSense TMR(トンネリング磁気抵抗)テクノロジーを採用、高精度で高帯域幅の電気絶縁された電流測定が可能。
- センサは電流経路上の任意の場所に挿入でき、電気絶縁を要するアプリケーションで使用可能。
- 高帯域幅(DC~10 MHz)、標準応答時間50 ns の電流に比例したアナログ電圧出力。
- 差動TMR検出によりコモンモード磁場を除去(地磁気など均一など外部磁場に対するセンサの相対的な向きが測定にあまり影響しない)。
- センサIC内蔵電流経路抵抗 1.2 mΩ、2層2オンス銅箔製PCBにより、モジュール内電力損失がごくわずか。
- ゼロポイントと感度が実際の電源電圧に依存しない非レシオメトリック出力による優れたノイズ耐性。
- 応答時間 100 nsのユーザ設定可能な過電流フォールト出力が、電流値が設定された閾値を超えたことを通知、高速短絡検出に使用可能。
- ノイズの多い環境での疑似差動シグナル用にVREF出力を搭載。
- デジタル温度補償回路内蔵により動作温度範囲全体にわたって精度を向上。
- 車載グレードの動作温度範囲は-40~150℃
- コンパクト/標準版のボードには、PCB表面上の沿面距離を大きくするルーター加工されたスロット、ブレッドボード互換2.54 mmピッチの電源、グランド、出力ピンを備え、さまざまな電流経路への挿入に対応可能。
- 4線式測定に便利な接続ポイントを選択可能。

| 電源電圧(V) | 電流範囲 | 感度 | 寸法 | 層数 銅箔厚 |
絶縁定格 | 沿面距離 | |
| コンパクト | 3.0~3.6 V (標準3.3 V) |
±25 A | 52.8 mV/A | 20.3 mm × 27.9 mm | 2 層 2オンス |
1097 VRMS | 9.3 mm |
| ±50 A | 26.4 mV/A | ||||||
| 標準 | 3.0~3.6 V (標準3.3 V) |
±25 A | 52.8 mV/A | 35.6 mm × 30.5 mm | 6 層 2オンス |
1097 VRMS | 10.1 mm |
| ±50 A | 26.4 mV/A |
使用法

このセンサは、入力電流(IP+、IP-)、ロジック電源(VDD、GND)、センサ出力(VOUT)の接続が必要です。
VDD-GNDパッド間には3.0~3.6 Vの電源が必要です。センサ出力はアナログでVOUTに出力され、中心1.65 V、入力電流に対して 52.8 mV/Aで変化します。負電流では出力電圧は減少します。
ゼロ電流基準電圧はVREFに出力され、基準電圧の変化やグランドラインノイズによるエラーを低減させます。また、モジュールには上記写真で赤でマークされたオプションの接続点が二つあり、IC電流経路抵抗の4線式測定入力用となります。これはチップの性質評価には便利ですが、電流センサとしての通常の使用には不要です。
過電流フォールト閾値
オプションのVOCピンで過電流フォールトの閾値を設定できます。VOC-GND間のオンボード130 kΩ抵抗により、デフォルトの過電流フォールト閾値を検出範囲公称値の約200%に設定します。閾値を50~200%に下げるためVOC-GND間に並列で外部抵抗を追加できます。
以下の式は、過電流フォールト閾値のパーセントPの関数として並列抵抗値(単位kΩ)を示しています。
例えば、検出範囲公称値の50%に過電流フォールト制限を設定するには、44 kΩの外部抵抗をVOC-GND間に追加してください。
手っ取り早い方法として、VOCをグランドと直結して、過電流フォールト制限を検出範囲公称値の100%に設定できます。
オプションのFAULTピンは、IP電流値が設定された過電流フォールト閾値をいずれかの方向で超えた場合にLOWになります。このピンはフォールト状態が発生しているときだけアサートされ、ラッチされません。
1)14ページのVOC表には、本来の半分の値の値が記載されています。例えば100%に対するVOC電圧は1.322 Vで、表にある0.661 Vではありません。データシートでは明確に記載されていませんが、VOCピンは20 µAの電流源で、それによりVOCとグラウンド間の抵抗でVOC電圧が設定されます。フォールト閾値を設定するためにモジュール上の抵抗を交換またはVOCに直接電圧を加える場合にはご注意ください。
2)データーシートには、FALUTがオープンドレインピンで、外部プルアップ抵抗が必要であるように示唆されていますが、実際はそうではありません。ICには、このピンに10 kΩプルアップ抵抗が内蔵されています。
基板接続

電流経路には様々な方法で挿入できます。典型的な大電流用途には、ワイヤに一番マッチするスルーホールに直接ハンダ付けします。リングターミナルコネクタも使えます。一番大きなスルーホールは8 AWGワイヤまたは#8/M4ネジ、二番目の穴(兼取付穴)は、14 AWGワイヤまたは#2/M2ネジの大きさです。上図に示したように、2.54 mm、3.5 mm、5 mm間隔の穴も用意され、ピンヘッダまたはターミナルブロックを接続できます。このような接続方法は一般的に大電流には適しておらず、センサの使用可能範囲が制限されることにご注意ください。下の写真は、CT432/CT433コンパクト版を使ったさまざまな接続例です。
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VREF、VOUT、VDD、GND ピンは2.54 mmピッチのピンヘッダに適合、ブレッドボードで使えます。
絶縁と沿面距離
ACS37100 は、製造者が定めた基本動作絶縁電圧は 1097 VRMSです。ICパッケージは沿沿面距離8 mmで、コンパクトのプリント基板には、ルーター加工された穴がICの下にあり、PCB沿面距離は9.3 mmです。大雑把な目安として、汚れていないFR4 PCBは絶縁 100 VRMSあたり1mmの沿面距離を持つ必要があります。
なお、本モジュールは特定の安全基準の認証を取得しているわけではないことにご注意ください。
回路図

資料