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What's the Matter?

What's the Matter?

菅井です。3月に入り徐々に暖かい日が増えてきましたね。

New Product Fridayは、米国現地時間の毎週金曜日に公開される、米国SparkFun社の新商品を紹介するブログ記事です。スイッチサイエンスでは、翌週火曜日の夕方の17時に日本語に訳して公開しています。

What's the Matter?(編集注:「Matterって何?」。Matterとはスマートホーム用の規格名です。)

金曜日、Friday Product Postの時間となりました。3月は華々しいスタートです。ご不明な方のため申し上げると、昨日、最新作のSparkFun Thing Plus Matterをリリースしました。このIoT開発ボードはスマートホームデバイスとIoTプラットフォームをインターネット接続無し、さらには異なるサービス提供者でも一貫した動作ができる通信プロトコルMatterを搭載しています。その後はAruduino用USB-Cホストシールドです。このアドオンボード以前のUSB-Aシールドからのアップデートで、新しい産業界標準のUSB-Cになります。そしてRPiのレンズ、Arduino社のNicka Voiceボード、Kitronik社の新しいInventor's Kit で今週を締めくくります。それでは今週の新製品を見ていきましょう。

MatterがSparkFunに登場!

SparkFun Thing Plus Matter - MGM240P

SparkFun Thing Plus Matter - MGM240P

DEV-20270
$24.95
※スイッチサイエンスではお取り寄せも承っております。

SparkFun Thing Plus Matter は、MatterベースのIoTデバイスのアジャイル開発プロトタイピング用のMatterとSparkfun Qwiicエコシステムを組み合わせて簡単に利用できる初のボードです。Silicon LabsMGM240P ワイヤレスモジュールは、メッシュ通信(Thread)を使った802.15.4(編集注:802.15.4は、IEEEの無線を利用した近距離通信規格です) とBluetooth® Low Energy 5.3 プロトコル両方のセキュアなコネクティビティを提供します。このモジュールはホームオートメーション用にSilicon Labs社のMatter IoTプロトコルに組み込み可能です。SparkFunのThing Plus 開発ボードはFeather互換ではんだ付けなしでI2C回路用Qwiicコネクトシステムへ簡単に組み込めます。

SparkFun USB-C Host Shield

SparkFun USB-C Host Shield

 

SparkFun USB-C Host Shield には、お使いのArduinoでUSBペリフェラル/ホストコントローラを実現するために必要なデジタルおよびアナログ回路全てが含まれています。つまり、Aruduinoで、サムドライブ、デジタルカメラ、BTドングルなどのUSB 2.0互換デバイスとインターフェースできます。 

Nicla Voice

Nicla Voice

 

複数のAIアルゴリズムを実行するSyntiantの強力なNDP120 Neural Decisionプロセッサを統合し、複雑な作業を自動化する生体から着想を得た先進の機械学習を活用、22.86 x 22.86mm のNicla Voice では最先端の常時音声認識を簡単に実現できます。Nicla Voiceは Bluetooth® Low Energy を搭載し、既存デバイスと簡単にやり取りでき、 Nicla 、Portenta 、MKR 製品と動作します。

さらに総合的なセンサパッケージが付属します。マイクロフォンに加え、スマート6軸モーションセンサ、磁気センサがあり、予知保全、ジェスチャー/音声認識、非接触アプリケーションに理想的なソリューションです。

Kitronik Inventor's Kit for the Raspberry Pi Pico

Kitronik Inventor's Kit for the Raspberry Pi Pico

 

Kitronik Inventor's Kit for the Raspberry Pi Pico はPicoを使ったフィジカルコンピューティングの入門にピッタリです。この Inventor's Kitには、10個の実験をするのに必要な全てのものが含まれ、付属の小冊子で各実験の全ステップが紹介されます。注:このキットにはPicoは含まれません。はんだ済みのものは別売りです。

M12 Mount 12 MP 8mm Lens

M12 Mount 12 MP 8mm Lens

Raspberry Pi HQ カメラモジュールM-12用M12 Mount 12 MP 8mm Lens は1インチイメージフォーマットで画角56°の12メガピクセル画像を生成します。Pi HQカメラモジュール同梱のつまみネジとアダプタで簡単に交換できます。このレンズはポートレート撮影やマシンビジョンでの使用に優れています。
今週は以上です。今週紹介した製品をつかってなにか面白いものができたら、@sparkfun宛てにツイートか、またはInstagramやFacebook等でどんなものを作られたかをお知らせください。
原文:What's the Matter?※一部、原文に説明を追加している部分があります。また、文中にスイッチサイエンスのお取り寄せページへのリンクを追加しています。
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