The LiDAR Solid-State Advantage
こんにちは、菅井です。やっと梅雨が明けたと思ったら連日の猛暑です!
Friday Product Postは、米国現地時間の毎週金曜日に公開される、米国SparkFun社の新商品を紹介するブログ記事です。スイッチサイエンスでは来週、毎週火曜日の夕方の17時に日本語に訳して公開しています。
The LiDAR Solid-State Advantage(編集注:「ソリッドステートLiDARの利点」)
みなさん、またFriday Product Postにお帰りなさい。それが意味することは、新製品です!今週は、種々雑多なエレクトロニクス部品で、最初は、Cygbot社の新製品、ソリッドステートデュアルモードToF LiDARセンサ CygLiDAR D2です。その後は、HAT/pHATすべてに対応する新しいRaspberry Pi ハードウェアキット、雨量計、マウントアーム、そしてソルダーウィック(黄色)です。本日は少し見るものがあるので、早速詳しく見ていきまししょう。
Cygbot CygLiDAR D2
Cygbot社のCygLiDAR D2 はコンパクトなソリッドステートデュアルモード ToF LiDAR センサで、 2D レンジマップと 3D ポイントクラウドデータ両方を生成できます。可動部分がないため、振動しやすいまたは苛酷な屋内環境で高い耐久性を示します。軽量設計で広視野角であるため、スペース制約のあるドローン、自律移動ロボット(AMR)、産業オートメーション基盤などへの組み込みに適しています。
CygLiDAR D2 は、2Dおよび3Dモード共に水平視野角 120° 、3Dデータ取得に垂直視野角65°です。2Dモードでは、最大8 mの検出範囲で、フレームレート 20 Hzで動作します。3Dモードでは、ダイナミックレンジモデル(DRM)を使用して最大2 mの検出範囲で、10 Hz で動作します。2D 角度分解能は0.75°、3D デプス分解能は 160 x 60ピクセル出力で、デプス精度は ±1%未満と規定されています。
Raspberry Pi Hat Hardware Kit
かさばる冷却ファンやヒートシンクが取り付けられていても、Raspberry Pi 3/4/5に標準Pi HATを難なく取り付けましょう。このハードウェアキットは、クリーンでプロの組み立てに必要なものすべてです。背の高い 2x20 ピンの GPIO ピンソケットでHATを持ち上げ、搭載部品の上に不可欠なスペースを作ります。また、キットには耐久性のある16 mmアルミ製ヘキサスペーサ4個とM2.5 プラスネジ8個が含まれます。
Rain Gauge
雨量計は、ご推測の通り、降雨量を測定します。ししおどしタイプで、 雨量 0.2794 mmが貯まる度にモーメンタリースイッチが閉じます。スイッチが閉じたことは、割り込みピンかデジタルカウンタを使って測定できます。RJ11コネクタの中央の導線はゲージのスイッチに接続されています。
Rain Gauge Mounting Arm
雨量計マウントアーム はウェーザーメーターキットに含まれているものと同じもので、 雨量計をしっかり固定するための安定した信頼性の高いプラットフォームです。金属製マストやポールに簡単に取り付けられるよう設計されており、いかなる気象条件においても、正確かつ一貫性のある降雨測定が可能なように、しっかりとセンサを固定します。
SparkFunがやっていけているのは、ハンダ吸取線、コーヒー 、そして 毛むくじゃらな友達 のおかげだとご存知でしたか?誰かのニッパーを一瞬拝借する ことはできますが、ソハンダ吸取線を触る前には確認したほうが無難です。吸取線は 1.4 mm で長さ約180 cm です。
今週紹介した製品をつかって何か面白いものができましたら、@sparkfun にツイートか、または Instagram や Facebook などでどんなものを作られたのかお知らせください。来週はさらに新製品をご紹介します。