ポータブル量子コンピュータSpinQ、日本SF大会の「星雲賞」候補にノミネート!ぜひ投票お願いします。 #スイッチサイエンスブログ
世界初のデスクトップ/ポータブル/量産型量子コンピュータ
昨年12月に発売開始した、SpinQの量子コンピュータは、
- 世界初のデスクトップでポータブルで量産型な量子コンピュータであること
- 冷却不要/常温動作可能で、メンテナンスフリーであること
- 118万円と、これまでの量子コンピュータと数桁違う低価格
- 2Qbitという性能で量産に踏み切った経営判断
で、日本の科学愛好家からすごい評判を呼んでいます。
性能は2Qbitと、人間の暗算よりも遅くて不正確なものですが、0と1が重ね合わさった量子状態を用いて計算する、ホンモノの量子コンピュータです。
2023年現在、世界一量子コンピュータが売れてるのは日本(台数ベース)
発売後、日本の多くの量子コンピュータ研究者/スタートアップから問い合わせをいただいて、初期輸入分は1週間かからずに完売。その後も注文を頂いて、現在は常時在庫するようになっています。
発売元のSpinQによると、日本は「2023年現在、世界一量子コンピュータが売れてる国(台数ベース)」だそうです。日本のメイカーは世界一。
SF大会の星雲賞にノミネート!!!是非投票お願いします!
製品そのものも、その扱われ方も、まさに少し不思議な話ですが、この量子コンピュータ販売が、歴史あるSF大会の星雲賞候補にノミネートされました!
SF大会の星雲賞は、小説や漫画などのコンテンツ以外にも、あらゆるものがノミネートされる自由部門があります。
自由部門:期間中に発生したA~E項(コミック部門、メディア部門など)に含まれないSFに関する事象(物、事柄、及び科学技術上の成果等)を対象とする。それ以外はA項に準ずる。
(星雲賞について 高須がA~E項について補足)
星雲賞は、4/13-5/31の間、今年度の第61回日本SF大会(Sci-con2023)に参加する方々の投票によって決まります。
日本SF大会参加者の方は、投票ページからぜひ投票をお願いします。