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Qwiic Control at Your Fingertips

Qwiic Control at Your Fingertips

こんにちは、菅井です。いよいよ2月になりました。節分はいかがでした? 今週は東京でも雪があるとかないとか。寒い日が続きますが、健康にはお気をつけください。

Friday Product Postは、米国現地時間の毎週金曜日に公開される、米国SparkFun社の新商品を紹介するブログ記事です。スイッチサイエンスでは、翌週火曜日の夕方の17時に日本語に訳して公開しています。

Qwiic Control at Your Fingertips(編集注:「Qwiicを手元でコントロール」。)

みなさんこんにちは。Friday Product Post の時間になりました。1月を終わるにあたり、今週は新商品を2点ご紹介します。最初は、センサ、ディスプレイ、ロボットなどのQwiicデバイスをコントロールする方法を提供するSparkFun Qwiic Navigation Switchです。その後は、工学部の先生全員が使うとおっしゃるカスタムツールJST Battery Removal Toolです。それでは詳しく見ていきましょう!

SparkFun Qwiic Navigation Switch

SparkFun Qwiic Navigation Switch

SparkFun Qwiic Navigation Switch はお使いのI2Cバスにジョイスティック風の小型5ウェイタクトスイッチを加えます。マイコン接続してタクトスイッチを各方向(上、下、右、左、中央)に押せばアプリに入力されます。スイッチを押したときに内蔵RGBステータスLEDで視覚的にフィードバックできます。

ボードには5ウェイタクトスイッチが実装されています。各方向には8ビット I2C I/OエキスパンダーPCA9554で読み取られるモーメンタリスイッチがあり、スイッチが押されるとマイコンに通知されます。マイコンがRGB LED(アドレス指定不可)に書き込んで視覚的フィードバックすることができます。RGB LEDの各チャンネルはPCA9554 GPIOから切り離して別入力に接続できます。状態が変化したときに素早くマイコンに通知できるよう、割込みピンも引き出されています。電源用LEDも追加しました。便利なQwiicシステムを利用しているのでシステム接続にはんだ付けは不要です。ブレッドボードをお使いの方のために2.54 mm ピッチピンも引き出しています。 SparkFun JST Battery Removal Tool

SparkFun JST Battery Removal Tool

SparkFun JST Battery Removal Toolは、標準の2ピン JST-PH コネクタ(2 mmピッチ)をハウジングから取り外すツールです。LiPoバッテリの2ピンJST-SHメスコネクタを本製品を使って簡単に取り外しましょう。コネクタを小刻みに動かして外す際にコネクタを指先で掴まずに済みます。また、ラジオペンチでワイヤを偶然つまんだり、ニッパーでワイヤを切断することを防げます。

一方の手でLiPo バッテリーのJST メスコネクタ上をスライドさせて、他方の手でオスコネクタを押さえます。JSTメスコネクタを引っ張れば、バッテリーが外せます。

今週は以上です。今週紹介した製品をつかってなにか面白いものができたら、@sparkfun宛てにツイートか、またはInstagramやFacebook等でどんなものを作られたかをお知らせください。来週はさらに新製品をご紹介します。


※一部、原文に説明を追加している部分があります。また、文中にスイッチサイエンスのお取り寄せページへのリンクを追加しています。

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