Poetic Brushless (Motor Driver)
菅井です。日が落ちるのが目立って早くなってきました。週末は秋分の日で機構も随分秋めいてきました。
Friday Product Postは、米国現地時間の毎週金曜日に公開される、米国SparkFun社の新商品を紹介するブログ記事です。スイッチサイエンスでは、翌週火曜日の夕方の17時に日本語に訳して公開しています。
Poetic Brushless (Motor Driver)(編集注:「空想的なブラシレス(モータードライバ)」。ブラシが水彩絵画のブラシ(はけ)や化粧のブラシとかけているようですが、何がPoeticなのかわかりませんでした。)
Friday Product Postの時間となりました。今週はしばらく舞台裏で作業していたボードをついに発表します。本日、SparkFun IoT Brushless Motor Driverの発表です。この新しいロボットプラットフォームは日常的に使われるボードで、 三相モータードライバ TMC6300そしてWi-FとBluetooth経由で接続するためポピュラーなESP32 WROOMで制御されます。 その後はOPT4048DTSR三刺激値カラーセンサが標準サイズとミニサイズ二つのバージョンのQwiicボードです。そして今週最後はBare Conductive社の新しい10 ml導通ペイント Sachetです。それでは今週の新製品を詳しく見ていきしょう。
SparkFun IoT Brushless Motor Driver (ESP32 WROOM, TMC6300)
SparkFun IoT Brushless Motor Driverは、組み込みWi-Fi/Bluetooth機能を搭載した、三相ブラシレスDCモーターを制御できる強力で簡単に使えるモータードライバです。最高の性能と信頼性を得られる三相ブラシレスジンバルモーターを装備しています。マイクロコントローラ(ボードにはESP32 WROOMを搭載)を使ってモーターを制御できる高性能モータードライバであるアナログデバイセズ傘下のTrinamicの TMC6300 を搭載しています。ロボット、ドローン、その他高性能デバイスの各種制御に最適です。
SparkFun Qwiic Tristimulus Color Sensor は、テキサスインスツルメンツの高速高性能三刺激値XYZカラーセンサ OPT4048を中核に構成されています。このセンサには、シングルチップの高性能カラーセンサを搭載、それぞれ個別のスペクトル感度で製造された4チャンネルを測定できます。OPT4048DTSR 4チャンネルのうち3チャンネルはCIE三刺激値スペクトルとよくマッチし、4番目のチャンネルは広帯域のスペクトル感度を持っています。これらのチャンネル測定から、(i) 照度 (lux)、(ii) CIE XY/LUV空間での色、 (iii) 相関色温度のような照明環境ニッ需要な特徴が抽出できます。スペースに制約がある場合には1インチ平方の標準ボードの半分の大きさのQwiicミニサイズのボードもあります。
Bare Conductive社のElectric Paint Sachetsはあらゆる年齢層のメーカー向けの優れた電子プロトタイピングツールです。電気的に導通性がある点を除き、他の水彩絵の具と全く同じです。つまり、モデル、布、家具、壁など考えられるありとあらゆるものに配線を描けます。Electric Paint と一緒にアクリルや水性絵の具を使って絶縁することや多層回路も作成できます。
今週は以上です。今週紹介した製品をつかってなにか面白いものができたら、@sparkfun宛てにツイートか、またはInstagramやFacebook等でどんなものを作られたかをお知らせください。原文:Poetic Brushless (Motor Driver)※一部、原文に説明を追加している部分があります。また、文中にスイッチサイエンスのお取り寄せページへのリンクを追加しています