
Next-Gen IoT: SparkFun, Digi X-ON & Pi 5
こんにちは、菅井です。1月も中旬になりましたが2025年初めての記事です。今年もよろしくお願いいたします。
Friday Product Postは、米国現地時間の毎週金曜日に公開される、米国SparkFun社の新商品を紹介するブログ記事です。スイッチサイエンスでは、翌週火曜日の夕方の17時に日本語に訳して公開しています。
Next-Gen IoT: SparkFun, Digi X-ON & Pi 5(編集注:「次世代IoT:SparkFun、Digi X-ON、Pi 5」。)
新しく生まれ変わったSparkFun.comにようこそ!今週行った素晴らしいウェブのお化粧直しを気に入っていただけると幸いです。そして新サイトを更新し、オンラインになって使えるようになるまでご辛抱いただいたことに感謝します。(編集注:SparkFun.comサイトはこの年始に刷新されました。)
今週紹介する商品は4点で、内3点は当サイトで月曜朝にご覧になったかもしれません。あるいは、今週CESにいらしていればDigi International社のブースでお目にされているかもしれませんね。新しいSparkFun IoT Node for LoRaWAN® ボードとSparkFun Digi X-ON Kits for LoRaWAN®を使えば、LoRaWAN®ベースの IoT 機器をセットアップするための複雑で設定に手間取る苦労を新しいレベルの使い勝手にしてくれます。その後は、LPDDR4X-4267 SDRAM 16GBを搭載した新しい Raspberry Pi 5ボードです。それではさっそく今週の新製品を詳しく見ていきましょう!
SparkFun IoT Node for LoRaWAN®
SparkFun IoT Node for LoRaWAN® development board を使えば、LoRaWAN®ベースの IoT 機器をセットアップするための複雑で設定に手間取る苦労を新しいレベルの使い勝手にしてくれます。Digi X-ON™システムの容易なLoRaWAN® セットアップ設定とSparkFun Qwiicエコシステムのラピッドプロトタイピングを組み合わせたSparkFun IoT Node for LoRaWAN®開発ボードにより、IoTエンドノードの作成とデプロイを加速します。
(SparlFunサイトでのプロモーション価格の説明が続きますが割愛します。)
Digi X-ON テクノロジーの統合により、SparkFun IoT Node for LoRaWAN® ボードは、LoRaWAN® IoTセンサの作成デプロイを数分で行えます。
- Digi HX15 Gateway for LoRaWAN®と対応するDigi アカウントを設定する。
- IoT Node(モジュールのデジタルデータブロックを使用する LoRaWAN® ボード)を登録する。
- Node ボードにアンテナと対応するQwiicセンサを追加する。
- 電源を投入する。
SparkFun IoT Node for LoRaWAN® ボードには、Digi X-ONに自動接続し、接続されたセンサを検出し、X-ONクラウドにデータを送信するファームウェアがインストールされて出荷しています。シリアルコンソール接続するよう設定されているので、LoRaWAN® IoT 機器を直ちに評価して作成できます。
プリインストールされているファームウェアに加え、IoT Node for LoRaWAN® ボードでは、ソフトウェアのフルカスタマイズと開発がサポートされています。
Sparkfun Digi X-ON Kit for LoRaWAN® (North America)
Sparkfun Digi X-ON Kit for LoRaWAN® (Europe)
Sparkfun Digi X-ON Kits for LoRaWAN® (North America版) と (Europe版) には、IoTシステムを数分で立ち上げるために必要なもの全部が入っています。Digi社のHX15 ゲートウェイ、革新的なSparkFun IoT Node for LoRaWAN®ボード、SparkFunのデュアルアクション ENS160/BME280 (Qwiic) 環境コンボボードを内蔵、LoRaWAN®ベースの IoT 機器をセットアップするための複雑で設定に手間取る苦労を取り去り、簡単に設定して立ち上げられます。
本キットには、Digi X-ON™デバイス管理プラットフォームとモバイル接続が無料サブスクリプション30日分が含まれます。
本キットは事前注文受付中です。
Raspberry Pi 5 - 16GB
2.4GHz動作の64ビットクワッドコア Arm Cortex-A76 プロセッサを搭載したRaspberry Pi シングルボードコンピュータの次のバージョンです。
800MHz VideoCore VII GPU、デュアル 4Kp60 HDMI ディスプレイ出力、再設計されたRaspberry Pi Image Signal Processorによる最新カメラ対応によるグラフィック性能の大幅な向上により、コンシューマにはスムースなデスクトップエクスペリエンスを、産業界ユーザには新しい応用の門戸を開きます。このモジュールには、 LPDDR4X-4267 SDRAM 16GB を搭載しています。
今週は以上です。今週紹介した製品をつかってなにか面白いものができたら、@sparkfun宛てにツイートか、またはInstagramやFacebook等でどんなものを作られたかをお知らせください。来週はさらに新製品をご紹介します。