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All the Bands!

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こんにちは、菅井です。 夏と梅雨がちゃんぽんになった妙な気候が続きます。くしゃみする人が増えている感じです。皆さま、体調にはお気をつけください。

Friday Product Postは、米国現地時間の毎週金曜日に公開される、米国SparkFun社の新商品を紹介するブログ記事です。スイッチサイエンスでは来週、毎週火曜日の夕方の17時に日本語に訳して公開しています。

All the Bands!(編集注:「オールバンド対応!」)

みなさん、Friday Product Postにようこそ。今週は新製品が多数あります。実際にすでにご覧になっているものもありますが、一瞬でお伝えします。まず、グラウンドループ抵抗を改善した定評のMyoWare 2 Muscle Sensorの新バージョンです。その後は、水曜日に発表した事前注文品 ZED-X20PオールバンドGNSS RTK モジュール を詳しく見ていきます。その次は、新しいIridium RockBLOCK モジュールとロータリーエンコーダ2点、そして今週の締めくくりはRaspberry Pi Pico用の新しいデバッグケーブルです。それでは詳しく見ていきましょう。

SparkFun オールバンド GNSS RTK モジュール - ZED-X20P (Qwiic) には、u-blox社製の定評のあるF9エンジンの後継となる最新GNSS エンジン X20が搭載されています。本モジュールのサイズ、ピン配置、 コネクタは、SparkFun GPS-RTK-SMA モジュール- ZED-F9P (Qwiic)とほぼ同じで、たいていの場合そのまま差し替え可能です。モジュールにはUSB、UART、SPI、I2Cなど、さまざまなインターフェースがあります。

MyoWare® 2 Muscle Sensor は、Advancer Technologie社製のArduino互換なオールインワン専用EMG(筋電図)センサです。本センサは、徹底的に再設計され、簡単な使用、コンパクトな設計、最新で最高のチップセットによるアップグレードで、センサ性能と信頼性が向上しました。革新的なスナップコネクタシステムにより、MyoWare 2でははんだ付けによる接続が不要になりました。別売りの電極を張り付けて、 電圧値を読み取り、筋肉を動かすだけで簡単に使えます。

 

新バージョンは、ACアダプタを使ったアプリケーションや雑音が多い電源(スイッチングUSB電源など)で発生するグラウンドループ抵抗を改善しました。RockBLOCK 9704 - Patch Antenna

RockBLOCK 9704 - Patch Antenna

WRL-28896
$274.95

 

Ground Control社のRockBLOCK 9704 は、パッチアンテナと低電力運用が可能なスーパーキャパシタを搭載した新しい Iridium 9704用モジュールです。地球上どこからでも低速データレートの接続が必要なら、Iridiumがその回答です。RockBLOCK 9704は、Iridium Certus 9704 衛星 IoT モジュールを活用し、25 バイトから最大100 kバイト、端末からクラウドまでの標準レイテンシは10秒未満の真の全地球双方向メッセージを提供します。 

CS19D128B は、Cooka社製の高品質マグネットロータリーエンコーダです。低摩擦「スムーズ」なロータリーエンコーダで、1回転あたり128パルスで、クリックはありません。エンコーダを押すと内蔵スイッチが閉じます。メカニカル版とは違い内部機能が磁石なので、エンコーダが空回りし始めるまで多数の回転に耐えます。SparkFun 版は、5 Vまたは3.3 V動作が可能です。

ENS22S001 は、Cooka社製の高品質メカニカルロータリーエンコーダーです。苛酷な環境に耐え、長寿命に耐えるよう、完全密閉型でIP65に対応します。1回転あたり64パルスで、ユーザフィードバックは低回転摩擦かつクリックが非常に少ないエンコーダです。SparkFun 版は、5 Vまたは3.3 V動作が可能です。Raspberry Pi Pico Debug Cable

3ピンJST-SH ケーブル(30 cm) は、はんだ付け不要な Raspberry Pi Pico/Pico H/Pico WH ボード用のSerial Wire Debug (SWD)接続用です。両端は、ボード接続可能な3ピン JST-SH コネクタと、オスヘッダピン3本 です。 このような構成により、ブレッドボード、ピンソケット、Raspberry Pi Picoシリーズのようなデバイス上のGPIOピンに柔軟に挿せます。

今週紹介した製品をつかって何か面白いものができましたら、@sparkfun にツイートか、または Instagram や Facebook などでどんなものを作られたのかお知らせください。来週はさらに新製品をご紹介します。

※一部、翻訳に説明を追加している部分があります。また、文中にスイッチサイエンスのお取り寄せページへのリンクを追加しています。

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