A New DataLogger and Useful Sensor
菅井です。シルバーウィーク真っただ中です。遅めの夏休みを楽しんでいる方もいらっしゃると思います。秋めいてきました!
Friday Product Postは、米国現地時間の毎週金曜日に公開される、米国SparkFun社の新商品を紹介するブログ記事です。スイッチサイエンスでは、翌週火曜日の夕方の17時に日本語に訳して公開しています。
A New DataLogger and Useful Sensor(編集注:「新しいDataLoggerとUseful Sensor」。Useful Sensorsは社名です。)
今週は、SparkFun DataLogger LoTの廉価版を発表いたします。このバージョンは以前のものとほぼ同じですが、IMUを搭載していません。異なるIMUを使用したいまたは不要な方には、ボードで20ドル節約もできてピッタリです。その後は、QRコードを読み込む新しい方法となるTiny Code ReaderでPete Warden氏率いるUseful Sensorsが復活です。それでは今週の新製品を詳しく見ていきしょう。
SparkFun DataLogger IoT
SparkFun DataLogger IoTは、GPSと各種気圧/湿度/距離センサをノーコードで自動的に記録するようプログラムされたデータロガーです。Qwiicのセンサから自動的に検出設定し、データを記録します。本製品は大量のデータをCSV/JSONファイルで取り込み、プロジェクトに入れたいユーザ向けに設計されています。データをマイクロSDカードに保存したりお好みのIoTサービスに無線で送信できます。
本製品はIMUを省いていますが、多数のセンサやGNSSレシーバを自動検出してログできます。DataLogger IoTの電源を入れ、対応デバイスからの読み取り値を記録するようボードを設定すれば、記録を開始します。時刻がNTP、GNSS、RTCと同期されていれば、データにはタイムスタンプが可能です。
Useful Sensors Tiny Code Reader は500円玉より小型で低価格でQwiic接続できます。文字入力のメリットがあるが、キーボードやタッチスクリーンがないあらゆるプロジェクトのアドオンにピッタリです。QRコードは電子メール、テキスト、紙でも簡単にシェアできるので、セキュリティを意識した製品のアクセス制御のパスワードとしても使えます。
今週は以上です。今週紹介した製品をつかってなにか面白いものができたら、@sparkfun宛てにツイートか、またはInstagramやFacebook等でどんなものを作られたかをお知らせください。原文:A New DataLogger and Useful Sensor※一部、原文に説明を追加している部分があります。また、文中にスイッチサイエンスのお取り寄せページへのリンクを追加しています