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500+ Club

500+ Club

こんにちは、菅井です。今週で9月、年度上期も終わり、年末まであと3か月。今週末はMaker Faire Tokyo 2025で、連休で少なくなった平日を慌ただしく過ごしています。例年のように当社もスポンサーですので会場でお待ちしております。

Friday Product Postは、米国現地時間の毎週金曜日に公開される、米国SparkFun社の新商品を紹介するブログ記事です。スイッチサイエンスでは来週、毎週火曜日の夕方の17時に日本語に訳して公開しています。

500+ Club(編集注:「(Raspberry Pi)500+ クラブ」)

みなさん、2025年秋第一週のFriday Product Postの時間になりました。ホリデーシーズンまで13週を切りました!不安やパニックをお感じになってもご心配ありません。ご家族やぶっちゃけあなたご本人のための素晴らしいギフト用のアイデアをご用意しています。

本日午前1:00をもって、コンパクトなキーボードに組み込まれたオールインワンのパソコンである新製品Raspberry Pi 500+をご提供することになりました。既存のRaspberry Pi 500の新バージョンであるこの製品には、素晴らしい新機能とアップグレードが詰め込まれていますのでご確認ください。その後は、Raspberry Pi Radio Module 2をベアICとしてご提供することをお知らせします。多数のお客様からご要望があり、ついにご提供できうれしく思います。今週の締めくくりはSMDトライアックセンサゲートと当社製造在庫からの抵抗3種類です。それでは新製品を詳しく見ていきましょう。Raspberry Pi 500+ Kit

Raspberry Pi 500+ Kit

 


Raspberry Pi 500+( キット とユニット単体でご提供)はコンパクトなキーボードに組み込まれたパソコンです。個別にアドレサブルな RGB バックライトと交換可能なキースイッチのある高級メカニカルキーボードでアップグレードされました。オリジナルのRaspberry Pi 500と比較すると、このバージョンのメモリ容量は倍増し、16GB  LPDDR4X-4267 SDRAMになりました。事前ロード済の 256GB SSDにより、より高速なシステム応答となり、アプリケーション、開発、デスクトップワークロード用のストレージを拡張しました。


Raspberry Pi Radio Module 2 (RMC20452T はカスタムプリント基板やマイクロコンピュータ製品への組み込みを想定したコンパクトな認証取得済みワイヤレスモジュールです。Infineon社製CYW43439 コンボチップセットと組み合わせ、シングルバンド 2.4 GHz Wi-Fi 4 (802.11n) + Bluetooth 5.2 (Classic + LE)対応のSISO(シングル入力シングル出力)アーキテクチャで、PA/LNA/共用 2.4 GHz アンテナを内蔵しています。このようなワイヤレスモジュールは最小の外付け部品でワイヤレス通信が可能で、高周波設計の複雑さをなくし、フルモジュールが認証されているおかげで無線/規制対応のコストがかかる認証をOEMで避けることができます。


SOT223 表面実装パッケージのプラナーパッシベーション 4象限トライアック.は高感度ゲートが特徴です。ロジックレベルICや低消費電力ドライバと直接インターフェースすることができ、交流スイッチングを行うアプリケーションで回路設計を単純化し部品点数を削減できます。


今週最後は、表面実装用1/10W 1.8 k Ω51 k Ω、そしてスルーホール用1/4W 1k Ω の抵抗です。それぞれの小型部品には独自の使用方法があります。ご購入前に各製品を調べ、ご自身の製品でのニーズをご確認いただくことをお勧めします。

今週紹介した製品をつかって何か面白いものができましたら、@sparkfun にツイートか、または Instagram や Facebook などでどんなものを作られたのかお知らせください。来週はさらに新製品をご紹介します。

※一部、翻訳に説明を追加している部分があります。また、文中にスイッチサイエンスのお取り寄せページへのリンクを追加しています。

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