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LABO KIDSブログ

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  • micro:bitで相性占い装置を作ってみた
    6月 26, 2025 平山留美

    micro:bitで相性占い装置を作ってみた

    バレンタインデーにちなんだ工作をご紹介♪相性を占いたい人と手をつないでmicro:bitに触ると、0から10の数字で相性を占ってくれる装置を作ってみました! micro:bitのP0端子がタッチされたとき、相性占いの数値を0~10からランダムに選んで表示する仕組みです。

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  • micro:bitで、光って音がなるカタナを作ってみよう!
    6月 26, 2025 uco

    micro:bitで、光って音がなるカタナを作ってみよう!

    micro:bit(マイクロビット)のスターターキットを使って、LEDが光って、振ると音が鳴る刀を作ってみました! < 用意するもの > micro:bit(マイクロビット)のスターターキット ver.2 micro:bit本体 1個 USBケーブル 1本 電池ボックス 1個 パソコン(インターネットに接続可、USBポート付き) 単4電池 2本 刀や剣のおもちゃ(100均やお祭りで買った、オマケでもらった、なんでもヨシ!) マジックテープ(長め、1mくらい) ※持ち手と同じ色がオススメ 輪ゴム 1個 < 手順 > 1.電源が入るとLEDが光るプログラムを作る2.振動を感じると音が鳴るプログラムを作る3.作ったプログラムをmicrobitに書き込む4.オモチャの刀にmicro:bitをくっつける5.振って遊ぶ ※はじめてmicro:bitのプログラミングに取り組む方は、こちらのページにプログラミングのやり方などを解説しています。※見本のプログラムは一番下にあります。 それでは早速1から作っていきましょう! < 作り方 > 1.電源が入るとLEDが光るプログラムを作る →使うブロック:「ずっと」「LED画面に表示」 ●Makecodeを開いて、新しいプロジェクト名で「katana」と入力します。 ●画面を開くと、すでに「最初だけ」と「ずっと」のブロックが置かれています。今回は「ずっと」のみ使うので、「最初だけ」のブロックは消してください(選択して、右クリックで削除か、deleteキーで消せます) ●真ん中のブロック置き場から、青色の「基本」を押してみましょう。 色々な青色のブロックが出てくるので、その中から「LED画面を表示」を選び、ドラッグ&ドロップで、右側の「ずっと」ブロックの中にはめこみます(はめこむとカチッと音がします)。 ●「LED画面を表示」のブロックの中に並ぶ小さな青の四角たちは、microbitのLEDを表しています。 今回は左上から右下に流れる水の波紋をイメージして、三個の光り方をプログラムします。まずは画面を参考に、一個目をこんな感じでクリックして白くしてください。 ●二個目を作ります。真ん中から再度「LED画面を表示」ブロックを持ってきて、一個目の下にはめこみ、画面を参考にクリックしてください。 ●三個目を作ります。再びブロックを追加して、二個目の下にはめこみ、画面を参考にクリックしてください。 これでLEDを光らせるプログラムは完成です! 2.振動を感じると音が鳴るプログラムを作る →使うブロック:「ゆさぶられたとき」「音を鳴らす」 ●真ん中にある濃いピンクの「入力」を開いて、「ゆらぶられたとき」のブロックを選んで右側に持っていきます。 ●次にまた真ん中から赤色の「音楽」を開いて、トーンの中の「音を鳴らす...

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  • 乱数ブロックで「数字ゲーム」やってみよう!
    6月 26, 2025 平山留美

    乱数ブロックで「数字ゲーム」やってみよう!

    今回ご紹介するのは、micro:bitだけで作れる「数字ゲーム」。 これは先日のインタビューで、小学校の現役教諭、金洋太(こん ようた)先生に教えていただいたプロジェクトです。実際の授業でも題材にされているとのこと。簡単でめちゃくちゃ盛り上がるゲームです! micro:bitに搭載された基本的な機能であり、子どもが大好きなLED、ボタン、音。これらを組み合わせて「乱数」ブロックを使うと、色々な算数遊びができます。 プログラムは共通です。 Aボタンが押されたら、音が鳴り、0~9のランダムな数字をLEDに表示 Bボタンが押されたら、表示を消す ◆「どっちが大きい」ゲーム 未就学児から遊べるゲームです。micro:bit2台用意して、いっせーのーで!でAボタンを押す。出た数字を比べて、大きい方の数字を先に言った方が勝ち。Bボタンを押して表示を消したら、2回戦のはじまりだ! ◆「足し算・かけ算」ゲーム 少しレベルアップして、出た数字を計算するゲーム。いっせーのーで!でAボタンを押す。出た数字を足して(or 掛けて)答えを先に言った方が勝ち。計算が間違っていたらもちろんアウトー!習い始めた足し算や掛け算の練習にもなりますね。 ◆「偶数・奇数」ゲーム さらにひねりを加えて、出た数字が偶数か奇数か答えるゲーム。足し算・掛け算した数字が偶数か奇数か...! 判定する大人の方も集中力と反射神経が要求されますね(笑) ※micro:bitが1台しか手元にない場合、AボタンとBボタンでそれぞれ乱数を表示→数秒後に消える、というプログラムに変更してみてください。 ほかにも色々なゲームができると思います。工夫してみてくださいね。 このプロジェクトは、micro:bitに搭載された機能だけで作ることができます。micro:bit(マイクロビット)のスターターキットを使って作るゲームをご紹介しました!

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  • 薬飲み忘れ防止装置を作ってみる
    6月 26, 2025 平山留美

    薬飲み忘れ防止装置を作ってみる

    こんにちは、平山です。今日は、おうちの中の困りごとをmicro:bitのプログラミングで解決してみるプロジェクトをご紹介します。 私は1日3回朝昼晩に飲む薬がありますが、よく飲み忘れてしまいます。最近では飲み忘れどころか、飲んだかどうかすら思い出せない... なんて日も。そんなことありますよね。ありますよね? ということで「薬を飲み忘れる」問題を、プログラミングで解決したいと思います。まずはゴールを決めましょう。 実際に薬を飲みこんだかを確認することは難しいので、「薬を飲んだ」=「薬のケースが開いた」としたいと思います。 薬のケースが開いたかどうかを確認する 8時間ごとに薬のケースが開かなければ音で通知する 薬のケースが開いたら音が止む これで解決できそうですね。ポイントは薬のケースが開くまで音が鳴り続けること!確実に薬を手にできる仕掛けです。 1は、micro:bitの光センサーを使ってケースが開いたかどうか(明るくなったか)を調べたら良さそうです。2と3は、条件判断と変数ブロックを使って経過時間を測り、micro:bit内臓のスピーカーでアラームを鳴らすことにしました。 60秒でためしに動かしてみた動画はこちら! プログラミング ① 最初にアラームの音量と、変数を設定します。変数では薬箱のふたが「閉じている時間」をカウントします。最初は0にしておきます。 ② 次に条件です。もしも明るさが10未満で、かつ「閉じている時間」が28800未満なら、「閉じている時間」の変数を1だけ増やして1秒待ちます。ちなみに28800は8時間を秒に変換した数字です。 つまり、箱のふたが開かなければ「閉じている時間」の変数が1秒ごとに1ずつ、永遠に積まれていきます。 ③ 二つ目の条件です。①でなければもし、明るさが10未満で、かつ「閉じている時間」が28800以上なら、音を鳴らします。 これは「閉じている時間」が28800に到達、つまり8時間経過してなお箱のふたが開いていない場合はアラームを鳴らす、というプログラムです。 ここでは変数を1増やして1秒待つのは無くても良いですが、例えばプラス60で音を変えたり、80で音量を上げたりといった条件を追加したい場合にあるといいと思います。 ④ 最後です。①と②の条件に当てはまらない場合、「閉じている時間」を0にして、音を停止します。 これは、箱のふたが開いて明るくなったらアラームを止めるプログラムです。1ずつ積んでいた変数もここで0に(リセット)します。 完成したプログラム ちなみに... 最初に作ったプログラムでは8時間をカウントするために「稼働時間」というブロックを使っていました。 (失敗例) でもこれだと、最初の8時間をカウントすることができても、ふたを閉めたら音が再び鳴ってしまって、うまくいきませんでした。 詳しい人からのアドバイスによると、どうやら「稼働時間」というブロックは、電源が入っている間はずっとカウントを続けてしまうので、今回のプロジェクトのように途中でリセットしたい場合には向かないようです。 プログラミングって、意図する動きをさせる方法に正解はなくて、むしろ何通りもあっておもしろいですよね。 ぜひご家庭の困りごとをお子さんに相談して、一緒にプログラミングで解決してみてください。この記事の中で専門家の阿部先生がおっしゃっているように、「お母さんの役に立てた!」と感じたお子さんは自信がついて、きっと「次またやってみよう!」とどんどん考える力が育つ助けになると思います。 最後まで見てくださりありがとうございます。また次回お楽しみに!

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  • ハロウィンの仮装で使える、動く猫耳を作ってみよう!
    6月 26, 2025 平山留美

    ハロウィンの仮装で使える、動く猫耳を作ってみよう!

    今年のハロウィンコスチューム決まりましたか?定番の黒猫ちゃんも、こんなふうに耳が動くとかなり斬新!!!かわいいですよね♡ カチューシャにサーボモーターを取り付けて、サーボモーターが回るときに、上にかぶせている猫耳が一緒に回る仕組みになっています。サーボモーターは、他にも色々な動く工作に応用できてプログラミングがとても楽しいので、オススメです! micro:bit(マイクロビット)で動く猫耳工作キットを使用しています。 画像の中に乾電池を入れ忘れました... 3本必要ですのでご用意ください。 猫耳の型紙は下記からダウンロードしてください。 外耳の型紙 内耳の型紙 下の動画を参考に、キットを組み立ててください。 わかりにくい個所などあれば、こちらのページも参考にしてください。 猫耳の製作 今回は布で作りましたが、色画用紙でも作れます。外耳部分は黒色の毛足の長い布(細かい毛が散らばって大変でした...!)、内耳部分はオレンジ色のフェルトを使いました。ハロウィンカラー☆ 型紙に沿って布を裁断し、黒い方の布を半分に折り、袋状になるように裏から縫って表に返します。 黒布にオレンジ色のフェルトを両面テープで貼り付けます。 上の画像の右側を左に向かって折り込んで縫います。一番下の黒布まで縫うと袋を閉じてしまうので、重なった黒布3枚分だけ縫うように注意してください。これで一気に猫耳っぽくなりました!これをサーボモーターの部分のかぶせたら完成です。 前回作ったハロウィン飾りと同じで、猫耳はサーボモーターという部品を使って動かしています。 モーターと聞くと、ぐるぐる回るラジコンのタイヤなんかが思い浮かびますが、サーボモーターはそれとは少し違って、指定した角度まで動かして止める、という制御ができます。 サーボモーターが指す向きと角度の関係は図のようになっています。 では、実際にプログラムを作ってみましょう。 はじめてmicro:bitのプログラミングに取り組む方は、こちらのページを最初にご覧ください。プログラミングのやり方などを解説しています。 今回はこのような命令で動かすことにします。 Aボタンが押されたら、右耳が外側に60度回って元に戻る Bボタンが押されたら、左耳が外側に60度回って元に戻る 「入力ブロック」>「ボタンAが押されたとき」のブロックと、「高度なブロック」>「入出力端子」>「サーボ 出力する 端子 P0 角度」のブロックを使います。「一時停止(ミリ秒)」のブロックで1秒(1000ミリ秒)停止を挟んで元の位置の90度に戻ります。 端子は、サーボモーターのコードを接続している方を指定します。片方はP0、もう片方はP8です。間違えないように注意してください。 完成したプログラムはこのようになります!micro:bitに書き込んで、動かしてみましょう。もし耳を動かした後、サーボホーンがカチューシャと平行にならない場合は、サーボホーン部分を一旦外して、なるべく平行になるよう再度取り付けましょう。 今回のプロジェクトで使用したmicro:bit(マイクロビット)で動く猫耳工作キットは、サーボモーター2個と、それを動かすための部材がすべて入っているので、さまざまな動くオリジナル作品を作ることができます。 参考にしてみてくださいね☆

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  • 小3男子の夏休み工作!明るさでLEDの表示が変わる帽子
    6月 26, 2025 平山留美

    小3男子の夏休み工作!明るさでLEDの表示が変わる帽子

    小学3年生の男の子が、夏休みの自由研究でmicro:bit工作にチャレンジ! まわりの明るさによって、LEDの表示が変わる帽子を作ってくれたのでご紹介します。 使用しているのはmicro:bitをはじめようキットです。 プログラミング 今回作ってくれた帽子はこんな機能を持っています。 一定以上の明るさのときは、消灯する ある明るさより明るいときは、指定したアイコンを表示 ある明るさより暗いときは、別の指定したアイコンを表示 今回のプロジェクトでは、micro:bitに搭載されている光センサーを使用します。光センサーによって、周辺の明るさを知ることができます。明るさは数値で表すことができ、指定する数値の明るさより明るい or 暗いときに〇〇させるという命令で動かします。 身近な応用例として、暗くなったら自動で点灯するセンサーライトなどがイメージしやすいと思います。同じ仕組みです。 はじめてmicro:bitのプログラミングに取り組む方は、こちらのページを最初にご覧ください。プログラミングのやり方などを解説しています。 今回のプログラムはこのようになります。 「明るさ」ブロック ツールボックスの「入力」の中にあります。明るさは0(真っ暗)~255(一番明るい)の数値で表すことができます。 ここでは消灯するときの明るさ数値を150以上としていますが、部屋の明るさは環境によって変化します。まずは自分の部屋の明るさがどのくらいなのか、micro:bitで測ってみて目安を決めましょう。 このようにブロックを組めば照度計になります。 「もし~なら」ブロック ツールボックスの「論理」の中にあります。「もし~なら」「~でなければ」など、条件を定義するブロックです。値を比べるブロックもここにあります。 もし明るさが150以上なら、  → LEDを消灯する でなければもし明るさが100以上なら、  → LEDにアイコンを表示 でなければもし明るさが100未満なら、  → LEDに別のアイコンを表示 実際にmicro:bitでテストしてみよう シュミレーター上で動作を確認できたら、micro:bitにプログラムをダウンロードします。プログラムのダウンロードの仕方についてはこちらを参考にしてください。 うまく動いていますね! これで、部屋の明るさを調べて、結果をLEDに表示させることができるようになりました。今回は明るさ150以上のときは消灯させていますが、明るさ数値を表示させるのも良いかもしれません。 他にも改善ポイントがあれば、ぜひプログラムをどんどん変えてみてください! 工作に組み込もう プログラムを書き込んだmicro:bitを電池ボックスと繋いで、帽子にくっつけます。今回はお母さんに手伝ってもらいながら、帽子の前面に縫い付けてくれたそうです。LED部分だけが見えるように工夫されていますね! micro:bitは、工作に組みこめることが素敵ポイントのひとつ。今回のように「明るいとき」「暗いとき」という状況を用意して、どうなるかの実験ができます。自分の目でみて試して、試行錯誤しながら楽しくプログラミングに挑戦してみてください!

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  • micro:bitと輪ゴム銃工作キットで射的ゲーム!
    6月 26, 2025 平山留美

    micro:bitと輪ゴム銃工作キットで射的ゲーム!

    micro:bitと輪ゴム銃工作キットを使って、射的ゲームを作ってみました! micro:bitでサーボモーターを制御して的(まと)に動きを加えたり、micro:bit自体を的にして、倒れたらランダムな点数が出るようにプログラムしたり、アイデア次第でオリジナルな楽しい射的ゲームが作れますよ! 用意するもの micro:bit(マイクロビット)をはじめようキット micro:bit本体 1個 USBケーブル 1本 電池ボックス 1個 輪ゴム銃工作キット(※近日発売予定!) パソコン(インターネットに接続可、USBポート付き) 単4電池 2本 飾り物(厚紙、色紙など) 紙工作に必要な道具(はさみ、のり、マジックなど) さらに楽しい「動く的」を作るための拡張パーツ ワークショップモジュール 1個 サーボモーターとサーボホーン 2セット ※現時点で拡張パーツの単体販売は行っておりません。micro:bit(マイクロビット)で動く猫耳工作キットに入っているパーツを使用しています。 輪ゴム銃の組み立て 輪ゴムを5本引っかけて、5連射できる輪ゴム銃を作ってみましょう! 輪ゴム銃工作キットの中に入っている説明書を見ながら組み立てます。すでに型抜きされた木製パーツを、ネジで固定していきます。使用するのはプラスドライバーのみ、所要時間は10分程度です。 小学校1年生くらいから一人で組み立てることができます。下の組立動画で難易度をご確認いただけます。 的(まと)作り ①micro:bitを倒したらランダム点数が出る的 micro:bit(マイクロビット)をはじめようキットがあれば作ることができます。的が倒れてmicro:bitの画面が上を向いたら、ランダムな数字を表示します。倒すまで点数がわからない、面白い仕掛けです! サイコロのプロジェクトと同じで「~のとき」ブロックと変数ブロックを使います。 厚紙で的の土台を作って、透明ケースに入れたmicro:bitを貼り付けます。後ろに倒れやすいように、足の部分は後ろ側を短くしておくと良いです。 ②ボタンを押したら90度首振りする的 ③開いたり閉まったりするフタに隠される的

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  • micro:bitでコインの数をカウントする貯金箱を作ろう!
    6月 26, 2025 平山留美

    micro:bitでコインの数をカウントする貯金箱を作ろう!

    前回、コインを入れたら「チャリーン」という音(プログラムでは「ピコーン」という名前の音だけど、チャリーンと聞こえるw)が鳴り、ハートのアイコンが表示される貯金箱を作りました。 前回プロジェクトのブログはこちら。 今回はプログラムを少しアレンジして、入れたコインの枚数をカウントしてくれる貯金箱にチャレンジしてみましょう!使用する部材は前回と同じく、micro:bitをはじめようキットとフォトインタラプターです。 micro:bit(マイクロビット)をはじめようキット micro:bit本体 1個 USBケーブル 1本 電池ボックス 1個 透明ケース 1個 (参考商品)フォトインタラプター 1個 (参考商品)コネクターベース 1個 プログラミング 今回の貯金箱はこのような命令で動かします。 micro:bitがコインの通過を検知したら、変数「カウント」を1増やす 数を表示する 1と同時に「ピコーン」と音を鳴らす 前回プロジェクトと同じように、micro:bitにフォトインタラプターという赤外線センサーを接続して、貯金箱に「コインが入ったかどうか」を調べます。そしてLEDに「指定した条件の数字を表示」させ、さらに「指定したメロディを鳴らす」プログラムを作っていきます。 フォトインタラプターの仕組みについては前回記事を参考にしてください。 ではプログラミングです。 まず最初に、コインの枚数を0に設定しましょう。変数ブロックを使います。ツールボックスの「変数」をクリックして、変数を新しく追加します。名前は自由に決められますが、ここでは「カウント」としておきます。「最初だけ」ブロックの中に「変数カウントを0にする」ブロックを入れます。 次は、フォトインタラプターからコインの通過を知らせる信号を読み取るプログラムです。高度なブロックの「入出力端子」の中にある「デジタルで読み取る」のブロックを使います。コインが通過していない時のセンサーの値は1、通過している時の値は0なので、「もし読み取った値が0だったら~」という条件にすれば良いのです。論理のブロックを組み合わせてこのようになります。端子は、フォトインタラプターを接続しているピンを指定してください。今回はP1を指定します。 次に、「ピコーン」の音を鳴らすブロックです。音楽ブロックの中にある「メロディを開始する」ブロックを使います。メロディは「ピコーン」に変更し、繰り返しはしないでおきます。 続いて、コインの数をカウントするためのブロックを入れましょう。変数ブロックを使います。 最後に、4で命令した数を表示させるブロックを入れます。これで完成です! シュミレーターでプログラムの動作を確認しましょう。数字が1,2,3と追加されて、ピコーンと音が鳴ったらOKです! シュミレーター上で問題なく動いていたら、micro:bitにプログラムをダウンロードし、動かしてみましょう。プログラムのダウンロードの仕方についてはこちらを参考にしてください。 完成したプログラム 工作 今回も紙パックを使って作ります。プログラムが違うだけで、前回の貯金箱と仕組みは全く同じです。前回の貯金箱の記事はこちら micro:bitにコネクターベースを取り付けます。ネジの裏から手でナットを回して締めてから、最後にドライバーを使ってしっかり締めてください。 次に、コインが確実にフォトインタラプターのコの字部分を通過するように仕掛けを用意しましょう。写真のように、厚紙でコインの通り道を作って、コイン投入口から傾斜をつけて、滑り台のようにするとフォトインタラプターまでうまく転がってくると思います。滑り台の型データはこちらに用意しています。 貯金箱本体にいきましょう。500mlの紙パックの形を活かして三角屋根のお家型にしてみます。紙パック上部にコイン投入口を作ります。500円玉の直径26.5mmを目安に、若干余裕をもってカットしてください。そして、内側にフォトインタラプターの滑り台を設置します。 紙パック下部に開けた穴からフォトインタラプターのコードを外に出して、micro:bitに繋げます。 あとは外側のデコレーションです!色画用紙を貼ったり絵を描いて可愛く仕上げていきましょう。 micro:bitを透明ケースに入れて、貯金箱本体に貼り付けます。そして電池ボックスを繋いで、micro:bitの真裏の位置に貼り付けます。 電池ボックスのスイッチをオンにして、貯金箱にコインを入れてみましょう。音が鳴って、micro:bitに数字が表示されたら成功です! 最後までご覧くださりありがとうございます! LEDやサーボモーターなどの拡張パーツを使うと、もっとおもしろい仕掛けができると思います。ぜひチャレンジしてみてください!

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