IoE-DK1--販売終了
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販売終了
商品コード: ERMINE-007
発売日: 2015-04-15
短いURL: ssci.to/2255
エナジーハーベストによる無線スイッチ・無線センサを実験できる、EnOcean対応の開発キットです。
内容物
- X3200HB-W-R-928
- USB400J
- STM431J
- STM400J_for_proto
- TCM410J_on_XB
- ファームウェア書き込みボード
- USBケーブル
- 説明書類
動作環境
下記を満たすインターネットにアクセスできるPCをご用意ください。EnOceanの提供するSoftware toolsはWindows XPでも動きますがインターネットに接続してダウンロードしてくる関係上、推奨環境から外してあります。
- Windows Vista, Windows 7and Windows 8
- .NET Framework 3.5 installed
- CPU 1.5GHz, 1 GBRAM, 200 MBDisc Space
- Screen resolution 1280x768withDirectX 9 support
- USB interface
EnOceanのサイトから Registrationに登録してDolphinViewAdvancedをダウンロードできること を確認してください。
できること
1) 指で押した力による発電で無線が飛ぶことが確認できます。飛距離の目安もわかります。
2) ソーラーセルによる温度センサーが温度を無線で飛ばしていることを確認できます。同じく飛距離や、明るさと発信周期との関係の目安がつけられます。
3) STM431Jにファームウェアを書き込んで、USB400J相当の送受信機になることが確認できます。
4) STM431J/STM400J/TCM410Jのファームウェアを書換えることができます。
ファームウェアとは、プログラム、発信間隔等の設定、センサーのキャリブレーション、等のことを指します。プログラムは無償で作成・書込みできる容量に制約(2KB)があるので本格的なプログラムを作成するには別途有償のコンパイラを調達していただく必要があります。
4) subtelegramの解析ができます。EnOceanの無線は、短い間隔で3発の無線を発信しますが、USB400JにDolphinViewの組み合わせではここまで観測することができません。TCM410J on XBにDolphinSnifferを書き込み、EOP350に実装した状態でDolphinViewを動かすとsubtelegramまで観測することができるようになります。XBee(R)をUSB I/Fに繋ぐXBeeエクスプローラーにTCM410J on XBを載せても同じことができます。
できないこと
1)電磁誘導とソーラーセル以外のハーベスター(発電素子)は準備されていません。新たなハーベスターの試験をしたい場合、別途ブレッドボードやユニバーサル基板、余裕があれば専用基板を起こしてSTM400Jと接続して試してください。IoE-DK1に同梱されているSTM400Jは専用の子基板に実装されているので2.54mmピッチのこれらの基板に乗せるには少々技が必要になります。
2)同じく、温度センサー以外のセンサーは付属しておりませんので、他に試したいセンサーがある場合はご自分でご準備ください。
3)本格的なエナジーハーベストによる無線センサーを開発されたい場合、コンパイラ以外にセンサーのキャリブレーションを取るための施設・設備が必要になる場合があります。
4)更に本格的にセンサーネットワーク、クラウドやサーバを中核に据えた大規模システムを構築されたい場合、開発ツールとしてEDK400Jでは力不足です。別途EnOceanが準備しているソフトウェアおよびドキュメント、サービス等が必要になる場合がありますので委託者までご相談ください。
アーミン株式会社からの受託販売商品です。アーミン株式会社はドイツ・エンオーシャン社(EnOcean GmbH 社)の国内正規販売代理店です。
輸送上の問題は当社が責任を負います。技術的なご質問には、当社ではお答えできません。下記技術資料のページなどをご参照の上、ご自身で解決していただく必要があります。
資料
商品コード: ERMINE-007