Gravity - メタンガスセンサ（工場校正済、レーザ吸収分光法）

波長可変半導体レーザー吸収分光法（TDLAS）で%LEL（可燃性ガスの爆発下限界濃度（LEL）を100%としてガスの濃度を%単位で示した値）単位でメタンガス（CH₄）の濃度を測定できるセンサです。

Gravity - SCI DAQ 小型ディスプレイ搭載データ収集モジュール（I2C接続）を併用すればプログラミングなしでデータの直読及び記録が可能です。ExcelやMATLABで使いやすいデータとしてエクスポートすることも出来ます。

TDLAS方式により長寿命で、電気化学センサのような測定中の故障の可能性も低くなっています。工場出荷時に校正済です。

Gravity - SCI DAQ 小型ディスプレイ搭載データ収集モジュール（I²C接続）との接続例

Arduino（互換機）との接続例

ピン配列

• VCC：DC 3.3-5.5 V入力
• GND：GND
• SCL/TX：I²C Clock/ UART 送信
• SDA/RX：I²C Data /UART 受信

仕様

• 測定対象：メタン（CH4）
• 測定レンジ：3～100 %LEL
• 分解能：0.1 %LEL
• 測定精度：±2 %LEL（25℃環境下、5～20 %LELの場合）～±5 %LEL（25℃環境下、75～100 %LELの場合）
• ウォームアップ時間：約15秒
• 応答性：概ね15秒未満（T90<15 s）
• 動作環境：温度 -13～58℃、湿度 0～95 %RH（結露なきこと）、気圧 80～115 kPa
• 基板寸法：82 x 27 mm

内容物

• 1 x センサ本体
• 1 x I²Cセンサケーブル

資料

• Wiki
• 回路図
• 外形図
• Github