DFRobot RS485 赤外線CO2センサ (IP65)

RS485インタフェースを備えた、NDIR（Non-Dispersive Infrared、非分散型赤外線）方式の赤外線CO₂センサです。

NDIR方式を採用し、400～5000 ppmの二酸化炭素濃度を正確に測定します。IP65準拠の筐体とネジ込み式取り付け設計を備え、標準Modbus-RTUプロトコルを使用したRS485インターフェースを介して通信します。

プローブには防水性と通気性を備えた膜が装備されています（図参照）。ポリマー防水素材は優れた通気性を備え、水蒸気や粉塵の侵入を効果的に防ぎ、IP65の保護効果を備えています。

用途

• 室内CO₂濃度監視
• パイプラインCO₂濃度監視
• 農業温室環境監視
• 空気清浄機能付きエアコンの空気検査システム

仕様

• 入力電源電圧：DC 12 V
• 動作電流：<10 mA
• 出力インタフェース：RS485（Modbus RTU通信プロトコル）
• 測定範囲：400～5000 ppm
• 測定精度：±50 ppm@400～2000 ppm、±100 ppm@>2000 ppm
• 応答時間：5 s
• 安定化する時間：60 s※
• 動作温度：-30～80℃
• 動作湿度：5～90%RH
• 保存温度：-30～80℃
• 保存湿度：5～90%RH
• 外装材質：プラスチック
• 保護等級：IP65
• 取付ネジ径：M18
• ケーブル長さ：1 m

※予熱中はセンサ出力値が徐々に安定していくため、実際の使用時には予熱開始から5分間のデータは破棄することをおすすめします。

寸法

接続例

※図中のRS485-UART信号変換モジュールを組み合わせて使用することをおすすめします。

資料

• wiki