LoRa通信モジュール E220-900T22S(JP)R2
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商品コード: CLEALINK-E220-900T22SJP-R2
発売日: 2025-07-07
在庫数: 18
短いURL: ssci.to/10453
LoRa通信モジュール E220-900T22S(JP)の新しいバージョンです。
低電圧給電に対応したファームウェア(Ver.2.0)を搭載
2.1~5.5 V対応の広い動作電圧に対応しました。
リチウム系充電池、コイン電池、直列乾電池、直列ニッケル水素充電池、USB 5 Vなどを直結可能です。
また、ビットエラーによる文字化け検出(チェックサム機能)、エラー発生時の例外処理のためのステータス管理(ステータスレジスタ)や、アプリケーションで通信時の振る舞いを決定できる機能(キャリアセンスカウンタ、タイムアウト設定)など機能も強化されています。
電気的特性においては、E220-900T22S(JP)無印版と同一ですが、ver.1.x 搭載のモジュール(無印版)は ver.2.0 へ変更することはできません。v.1.xとの相互運用性については、データシートのセクション 1.6 を参照してください。
SEMTEC社のLoRaチップ「LLCC68」を搭載し、Sleep時の待機電力の削減や、通信距離やビットレートの改善などを実現する新世代LoRaモジュールです。WOR(Wake on Radio)対応で、省電力待機状態のモジュールをワイヤレスプリアンブル信号によって起こして受信させることができ、それによってデバイスへ割り込みを発生させるなど、機器全体の省電力制御をワイヤレスで実現することが可能です。

特徴
- 通信方式:
LoRaスペクトラム拡散方式によるLPWA(Low Power Wide Area)
920 MHzプライベートLoRa通信 - 外形デザイン
- 小型軽量の表面実装モジュール
- 試作に適した端面スルーホールに対応
- IPEXアンテナ端子装備、端面スルーホールからの引き出しに対応(SMA端子など利用可)
- インターフェース:
UARTインターフェースによる簡潔でコンパクトなコンフィグレーションインターフェース - 電気的特性
- 2.1~5.5 V対応の広い動作電圧に対応(リチウム系充電池、コイン電池、直列乾電池/ニッケル水素充電池、USB 5 Vなどを直結可能)
- 信号レベル:UART(3.3 V TTL)
- 特定小電力アンライセンスバンド対応:920 MHz(920.6〜928.0 MHz)出力最大20 mW(13 dBm)
- オプション
- 試作などに対応するため、ドータ基板をオプションで用意
- 2.54 mm、1.27 mmピッチのピンヘッダーへコンバートして利用可能
- WOR(Wake on Radio):WORのサポートにより、待機状態からプリアンブル付きの信号を受信することで、データパケットを受信(待機時の消費電力大幅に削減)
- Deep Sleep:Deep Sleepによる超低消費電力(約2.5 μA)状態をサポート
- ペイロード:LoRaパケットあたり最大200バイトのペイロードをサポート
- ACK:任意でACKを利用可能(ライブラリー提供)
- セキュリティ:16 bitの暗号キーにより、同種モジュール同士でのデータ秘匿性を確保可能
- モード切り替え:四つの動作モードを選択可能
- ノーマルモード(通常のデータ送受信モード)
- WOR送信モード
- WOR受信モード
- Config/DeepSleepモード(コマンドによるパラメータ設定モード)
- 安全性:電源異常による動作保護、Watchdogによる異常監視とリセット・復帰動作継続
仕様
| 型名 | E220-900T22S(JP) [品名:E220-900T22S(JP)-R2] |
|---|---|
| 周波数 | 920.6~928.0 MHz |
| 変調方式 | LoRaスペクトラム拡散方式 |
| 帯域幅 | 125~500 kHz |
| 拡散率 | 5~11 |
| 伝送速度 | 1.7~62.5 kbps |
| 送信出力 | 13 dBm:20 mW以下 |
| 受信感度 | -129 dBm |
| 消費電流(3.3 V Vcc給電時) |
送信時:43 mA 受信時:8.2 mA スリープ時:2.5 μA WoR受信時:60~330 μA |
| インターフェース |
UART 制御I/O(信号レベルは3.3 V TTL) |
| 動作電圧(上限は定格) |
3.1~5.5 V(Vcc給電時) 2.9~3.6 V(Vdd給電時)※ [低電圧モード使用時] 2.2~5.5 V(Vcc給電時) 2.1~3.6 V(Vdd給電時)※ |
| 動作温度範囲 | -45~85℃ |
| 接続端子/基板搭載 |
DFN-22 端面スルーホール SMT実装タイプ |
| 外形寸法(重さ) | 16 x 26 x 3 mm(約2 g) |
| 対応評価ボード | E220-900T22S(JP)-EV42 |
※ 給電ポートを排他的に使い分けることで広範囲の動作電圧に対応します。また、Vcc給電時は、Vddを3.3 Vの電源ソース、もしくは、基準信号電圧源として使用することが可能です。
資料