絶縁型DC-DCコンバータ（MIE1W0505BGLVH、5V/3.3V、200mA）

安定化された5 Vまたは3.3 V出力を200 mAまで取り出せるガルバニック絶縁（電気的絶縁）DC-DC コンバータです。非絶縁電源とは違い、出力側グラウンド（GND2）は入力側グラウンド（GND1）とは独立しているので、予測不可能なシステム挙動や破壊につながる恐れのあるグラウンドループの防止やグラウンド電流回避が可能です。

本モジュールはMPS MIE1W0505BGLVHをベースにしており、絶縁定格は2.5 kVRMSです。PCBはICと同様に、3.5 mmの最小クリアランスと絶縁側間の沿面距離（creepage）で設計されていますが、各種規格の認証は取得していません。詳細はMIE1W0505BGLVHデータシートをご覧ください。

特徴

• 入出力間でガルバニック絶縁
• 入力電圧範囲：3～5.5 V
• 選択可能な安定化出力：5 /3.3 V （デフォルト5 V）
• 出力電流：
  • 連続180 mA /ピーク 200 mA（5 V入力時）
  • 最大75 mA （3.3 V入力時）
• 過熱/回路短絡保護
• コンパクトサイズ：7.62 x 15.24 mm ピッチ 2.54 mm （ブレッドボード互換 ）

仕様

使用方法

入力電圧をVIN-GND1間に与えると出力電圧がVOUT-GND2間に現れます。入出力はガルバニック絶縁され、GND1とGND2は接続されていません。レギュレータ効率は50%以下で、入力電力は最低でも出力電力の2倍必要です。

ENピンは100 kΩでVINにプルアップされ、デフォルトでレギュレータが有効になっています。このピンをLOWにするとデバイスは低電力状態になります。シャットダウン電流は一般的にはプルアップ抵抗を通じて流れる電流で、VIN 1 Vあたり10 µA です。

出力電圧を選択するVSELピンはフローティングで、デフォルトは5 Vです。出力電圧を 3.3 V にするには、VSELをGND2に接続（スルーホールあるいはSMTジャンパーを使用）します。通電中はVSELを変更しないでください。

SMT ジャンパーはVSELをGND2に接続するため追加します。

回路図

資料

• MPS MIE1W0505BGLVHデータシート
• MPS MIE1W0505BGLVH製品ページ
• 寸法図 (284k pdf)

製造元希望小売価格： 3.49 ドル（税別）
製造元の販売ページ：https://www.pololu.com/...

商品コード: POLOLU-5384