Qwiic - MAX-M10S 搭載GNSSレシーバーブレークアウト
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商品コード: SFE-GPS-18037
発売日: 2022-12-27
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u-blox社のMAX-M10Sを搭載した本モジュールは、連続トラッキングモード25 mW未満の超低消費電力の高性能小型GNSSボードです。アセットトラッカーやウェアラブルデバイスなど、大きなスペースがないバッテリー動作用途に最適です。
オンボードの MAX-M10S GNSSレシーバーは、GPS、GLONASS、BeiDou、Galileoコンステレーションからの信号を受信します。u-blox社のSuper-Sテクノロジーにより、小型アンテナかつ見通し外の場合でも、RF感度が改善されています。外部アンテナ接続時にしっかりと接続できるようSMAコネクタを加えました。
ボードにはモジュールのRTCのバックアップ電源を提供する充電池を搭載しています。これにより初回測位時間(time-to-first fix)をコールドスタートで約24秒、ホットスタートで約1秒まで短縮できます。バッテリは、電源に接続しなくてもRTCとGNSS軌道データを最大5時間維持します。これにより、GNSS性能を損なわずにバッテリー動作デバイスにおいて精度を改善し、ロックタイムを短縮します。
また、本製品はI2C通信に対応し、Qwiicとの互換性も最適で、貴重なUARTポートを消費しません。便利なQwiicシステムを利用すればハンダ付け不要でシステムと接続できます。また、ブレッドボードでも使用する場合のために、2.54 mmピッチのピンも用意されています。UART通信をお好みの方は、USBシリアル変換アダプタと簡単に接続できるよう、業界標準に合わせたUARTピングループを構成しています。
u-bloxベースのGPS製品は、普及しているWindowsプログラム u-centerを使って、ボーレート、更新レート、スプーフィング(なりすまし)検出、外部割込、SBAS/D-GPSなど、多数の機能を設定できます。u-blox用ArduinoライブラリでQwiicコネクトシステムで簡単にMAX-10Sを読み込んだり制御できます。NMEAを使わないで非常に軽量なバイナリインターフェースを利用して、お使いのマイクロコントローラとシリアルポートの負荷を軽くしましょう。ライブラリでは、緯度、経度、方向、スピードをシリアルをポーリングしないでI2Cで読み込めます。
注意
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MAX-M10SのI2Cアドレスは 0x42で、ソフトウェアで設定可能です。一つのバスで複数のMAX-M10Sモジュールと通信するには、マルチプレクサが必要です。 Qwiic Mux拡張基板をご検討ください。
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本製品にはアンテナが必要です。関連製品、接続アクセサリをご確認の上、別途、SMAアンテナをお買い求めください。_
Qwiicシステムとは
Qwiicシステムには、I2Cのセンサ、アクチュエーター、シールドとケーブルが全て揃っているので、プロトタイプがより迅速かつ簡単にできます。
また、全てのQwiicボードには1 mmピッチ、4ピンのJSTコネクタを使用しているため、小さく収まり、かつ分極化しているため、接続を誤ることもありません。
特徴
- GPS/GLONASS/Galileo/BeiDou同時受信
- 水平位置精度: 1.5 m
- 最大方針頻度:10 Hz
- 初回測位時間:24 秒 (コールド)、1 秒 (ホット)
- 最大高度:80,000 m
- 最大G: ≤4 G
- 最高速度: 500 m/s
- 速度精度:0.05 m/s
- 方向精度:0.3 度
- タイムパルス精度:30 ns
- 3.3 V VCC、VIO:3.3 V
- 消費電流:約6~約25 mA (コンステレーションと追尾状態による)
- 設定可能ソフトウェア
- ジオフェンシング
- オドメータ(走行距離計)
- スプーフィング検出
- 外部割込み
- その他多数
- I2C/UARTインターフェースでNMEA、UBXプロトコルに対応
- 基板サイズ
- 44.2 x 30.5 mm (SMAコネクタを含む)
- 2 x Qwiicコネクタ
資料
- Eagleファイル(ダウンロード)
- 接続ガイド
- データシート
- プロトコルマニュアル
- インテグレーションマニュアル
- 製品概要
- リリースノート
- u-blox ECCN
- Arduino ライブラリ
- GitHubハードウェアレポ
製造元希望小売価格:44.95ドル(税別)
製造元の販売ページ:https://www.sparkfun.com/products/
商品コード: SFE-GPS-18037