Qwiic - AS7343搭載 スペクトルセンサモジュール

AS7343が搭載された、可視光および近赤外光のマルチスペクトル測定が可能なスペクトルセンサモジュールです。I²C通信対応の小型Qwiicモジュールとして設計されています。約380〜1000 nmの測定範囲全体で卓越した感度を示し、低照度環境でも信頼性の高い動作が可能です。

Qwiicシステムとは

Qwiicシステムには、I2Cのセンサ、アクチュエータ、シールドとケーブルが全て揃っているので、プロトタイプがより迅速かつ簡単にできます。

また、全てのQwiicボードには1 mmピッチ、4ピンのJSTコネクタを使用しているため、小さく収まり、かつ分極化しているので、接続を誤ることもありません。

特徴

• センサの特徴

  • 14チャネルマルチスペクトルセンサ
  • 波長範囲：約380 nm～1000 nm
  • 可視光11バンド（415 nm～680 nm）および近赤外（845 nm～865 nm）を個別測定
  • 可視光全体を測定するClearチャンネル搭載
  • フリッカ検出機能内蔵
  • 暗所や色ガラス、濃色フィルタ越しの測定にも対応する高感度設計
  • 統合型LEDドライバ搭載
  • 割り込みおよび同期用GPIOピン装備
  • 1.8 V駆動／超低消費電力（アクティブ時平均210 µA、アイドル時約40 µA、スリープ時約0.7 µA）

• ブレークアウトボードの特長

  • Qwiicコネクタを二つ搭載（SDA／SCL／3.3 V／GND）
  • 2.54 mmピッチピンヘッダ用スルーホール（SDA／SCL／INT／GPIO／3.3 V／GND）
  • 電源LED（赤）および白色LED（センサ照明）内蔵
  • 追加LED用のスルーホールを搭載
  • 1.8 VレギュレータおよびI²Cレベルシフタ内蔵
  • 動作電流：約697 µA（測定時／LEDオフ）、約4.26 mA（測定時／LEDオン）、アイドル時約264 µA、スリープ時約3 µA

仕様

• 電源電圧：1.8 ～3.3 V
• 消費電流：アクティブ210～280 µA、アイドル40～60 µA、スリープ0.7～5 µA
• 測定チャネル数：14（11 x VIS 、1 x NIR、1 x Clear、1 x フリッカ）
• 通信インターフェース：I²C（最大400 kHz）
• 基板寸法：25.4 x 25.4 x 3.0 mm
• 動作温度：-30～85℃
• 保存温度：-40～85℃

資料

• 回路図（PDF）
• 基板外形図（画像）
• データシート（AS7343 PDF）
• Hookupガイド（Webページ）
• SparkFun AS7343 Arduinoライブラリ（GitHub）
• SparkFun AS7343 Pythonパッケージ（GitHub）
• GitHubリポジトリ（SparkFun Spectral Sensor Breakout AS7343 Qwiic）