Pololu ソリッドステートリレー / SPSTスイッチ（30V、11A）

ソリッドステートリレーモジュールです。摩耗やアークが生じないため、機械式リレーに比べて寿命が長いです。2.7 V～40Vの範囲の制御信号で動作し、最大11 A・30 V（絶対最大定格電圧）をスイッチング可能です。

特徴

• 単極単投（SPST）タイプのリレー／スイッチ
• 2.7 V〜40 Vの制御信号で動作
• フォトカプラによる完全な電気的絶縁
• 両方向の電流制御が可能な対称構造（ハイサイド・ローサイドいずれでも使用可）
• 機械式リレーに比べて小型（20.3 × 8.1 × 3.3 mm）、無音動作、長寿命
• 出力MOSFETオン抵抗：10 mΩ（典型）
• ターンオン時間：最大1.5 ms
• ターンオフ時間：最大1 ms
• ENピンがHigh（2.7 V〜40 V）のときにスイッチON
• 通常使用時の動作電流：約10 mA（ENがHigh時）

写真（上）のように制御側3線での接続が基本ですが、写真（下）のようにVINとENを接続することで制御側2線による制御も可能です。

仕様

• スイッチング電圧範囲：最大30 V
• スイッチング電流範囲：最大11 A
• 制御電圧範囲：2.7 V〜40 V
• 回路絶縁方式：フォトカプラ（TLP3906）
• 通常動作温度範囲：25℃前後を想定
• 接続端子：2.54 mmピッチヘッダー対応、端子ブロック（3.5 mm / 5 mmピッチ）も使用可

本モジュールの基板はMOSFETの発熱を逃すように設計されています。メーカーの試験によれば、25℃、強制空冷なしの条件下でMOSFETの発熱限界に達することなく約11 Aの電流を連続的に流すことができました。大電流を流す場合は、端子の接続に太い導線を用いることで、発熱を削減することができます。

警告：温度や電流の制限を超えると、MOSFETが永久的に損傷する可能性があります。平均連続電流が仕様上の最大値の約3分の2を超える場合は、MOSFETの温度を監視し、必要に応じて追加の冷却対策を講じることを強く推奨します。チップが過熱する前に触れるだけで火傷するほど熱くなる可能性がありますので、取り扱いには十分注意して下さい。

資料

• 寸法図 PDF
• 回路図：
  

メーカー販売価格：4.75ドル
販売元URL：https://www.pololu.com/...