D24V7F3搭載 ステップダウンレギュレータ (3.3 V、600 mA)

D24V7Fシリーズの同期整流方式のステップダウン（降圧）レギュレータで、最大36 Vの入力電圧から最大600 mAの連続出力をサポートします。スイッチングレギュレータのため、特に入力電圧と出力電圧の差が大きい場合にリニアレギュレータよりも遥かに高い効率を実現します。

本製品は3.3 Vを出力するタイプです。スイッチサイエンスではD24V7Fシリーズを出力電圧ごとに下記3商品 取り揃えています。

• D24V7F3搭載 ステップダウンレギュレータ (3.3 V、600 mA)：本製品
• D24V7F5搭載 ステップダウンレギュレータ (5 V、600 mA)
• D24V7F12搭載 ステップダウンレギュレータ (12 V、600 mA)

仕様

• 入力電圧：4～36 V
• 出力電圧：3.3 V ± 4%
• 最大出力電流(連続)：600 mA
• スイッチング周波数：通常時1.1 MHz固定
• 低静止電流：動作範囲内のほとんどで0.01 mA未満
• 保護
  • 短絡保護
  • 過熱保護
• 寸法：8.6 x 13.7 x 4.1 mm
• 重量：0.5 g

接続

入力電圧 （VIN）、グランド （GND）、出力電圧 （VOUT） の三つのスルーホールがあります。三端子レギュレータと同様のピン配置（部品面から見てVIN、GND、VOUT）ですので、ピンヘッダ等をはんだ付けしてブレッドボードやユニバーサル基板で活用できます。

※本製品にピンヘッダは付属していません。

入力電圧VINの下限は、VOUTにレギュレータのドロップアウト電圧を加えた値です。ドロップアウト電圧は負荷に応じてほぼ直線的に変化します （ドロップアウト電圧のグラフ御参照）。

また破壊的なLCスパイクにも注意してください 。電源投入時等の突入電流によって大きな電圧スパイクが発生する可能性があり、スパイク電圧がレギュレータの最大電圧（36 V）を超えると、レギュレータが破損する可能性があります。必要に応じてレギュレータの近くのVINとGNDの間に電解コンデンサ（33μF程度が目安）を追加してください。

変換効率

静止電流

ドロップアウト電圧

資料

• 寸法図