ZED-F9P-05B搭載GPS-RTKピッチ変換基板
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商品コード: SSCI-105118
発売日: 2025-09-04
在庫数: 29
短いURL: ssci.to/10511
u-bloxの10 mmの3次元精度が可能なRTK(Real Time Kinematics)モードを備えた、高精度GPS/GNSSモジュール、ZED-F9P-05Bを搭載したピッチ変換基板です。SparkFunの設計データを元にスイッチサイエンスで製造しています。
以前販売していたZED‑F9P‑01BとZED‑F9P‑05Bの違いは主にファームウェアの違いで対応する信号やサービスなどが増えています。また最大更新レートは05Bになって低くなっている場合もあるのでご注意ください。詳細はZED‑F9P‑05Bのデータシートを参照してください。
モジュールが基地局となり、RTCM 3.x 補正データを生成するモードも備えています。環境設定と衛星データを最大2週間まで持続できる充電式バックアップバッテリーも搭載しています。このバッテリーがモジュールの起動準備を助け、最初の修正までの待ち時間を短縮します。Qwiicシステムでの読み取りと制御を簡単にするためのArduinoライブラリも用意されています。Qwiicシステムを使用すればハンダ付け不要で接続できますが、ブレッドボード用に2.54mmピッチの端子も用意しています。
TX2/RX2がつながっている6ピンの端子はOpenLogを直接はんだ付けすることができます。接続用のピンヘッダは各自ご用意ください。写真はSparkfun版GPS-RTK2モジュールのものですが、当製品でも同様に使えます。

アンテナコネクタはU.FLです。ZED-F9Pの性能を100%発揮するためにはWaveshare L1/L2/L5対応 GNSS・GPSアンテナなどのL1 L2対応のアンテナ(と必要に応じてSMA-U.FLコネクタ変換ケーブル)をご用意ください。
Qwiicシステムとは
QwiicシステムにはI2Cのセンサ、アクチュエーター、シールドとケーブルなどが全て揃っているので、プロトタイプがより迅速かつ簡単にできます。
また、全てのQwiicボードには1 mmピッチ、4ピンのJSTコネクタを使用しているため、コンパクトでうっかり接続を誤ることもありません。
Qwiicシステムについて(英語) Sparkfunのページ
この基板ではJST(日本圧着端子製造)の純正SHコネクタを採用しています。
特徴
- GPS、GLONASS、Galileo、BeiDouの同時受信
- QZSS(みちびき)対応
- L1C/AとL2Cの両方の帯域を受信
- 電圧:5 Vまたは3.3 V、ロジックはすべて3.3 V
- 電流:70〜130 mA(衛星軌道と追跡の状態によって異なります)
- 最初の修正までの時間:25秒(cold)、2秒(hot)
- 最大ナビゲーションレート(GPS衛星のみの場合):
- PVT(UBXバイナリ通信で基本位置情報を取得した場合) - 25 Hz
- RTK - 20 Hz
- Raw - 25 Hz - 水平位置精度:
- RTKなし 1.5 m
- SBAS 1.0m
- RTK 0.010 m - 最大高度:80 km
- 最大速度:500 m / s(1118 mph)
- 重量:6.8 g
- 寸法:43.5 mm x 43.2 mm
- Qwiicコネクタ × 2
資料