Picade Max USB Audio

RP2040が搭載された3 Wステレオアンプ内蔵のUSB-Cサウンドカードです。一組の小型スピーカーをRaspberry Pi (またはその他のコンピューター) に簡単に接続できます。

もともとはPimoroni Picade Maxのサウンド再生用に開発されたものですが、USB Type-C経由でスピーカーを接続する他のプロジェクトでも役立つので、単品販売が開始されました。

必要に応じて、このボードをデフォルトのオーディオ出力デバイスとして設定してください（Raspberry Pi OSでは、 メニューバーのスピーカーを右クリックすることで設定できます）。

特徴

• RP2040搭載
  • 264 KBのSRAMが搭載されたデュアルARM Cortex M0+
  • 2 MBのQSPIフラッシュ
• スピーカー取り付け用の二つのスクリューターミナル
• 3 Wステレオアンプ搭載I²SオーディオDAC
• ボリュームコントロール用エンコーダを追加するためのコネクタ
• USB Type-Cコネクタ
• Qwiic / STEMMA QT コネクタ
• ステータスLED
• BOOTボタンとRESETボタン
• 完全組立済でハンダ付け不要
• コンパクト（69 x 23 mm（突起部除く））

RP2040について

Raspberry PiのRP2040マイクロコントローラは、最大133 MHzで動作するデュアルコアARM Cortex M0+が搭載されています。264 KBのSRAM、30本の多機能GPIOピン（4チャンネル12 bit ADCを含む）、豊富な標準周辺機器（I²C、SPI、UART、PWM、クロックなど）、そしてUSBサポートを備えています。

RP2040 の非常に魅力的な機能のひとつは、プログラム可能なIO（PIO）で、GPIO ピンを操作し周辺機器間でデータを転送できるカスタムプログラムを実行できます。これにより従来はCPUに多大な負荷かけていた高いデータ転送速度や正確なタイミングを必要とするタスクを実行できます。

内容物

• 1 x Picade Max USB Audio

※スピーカーやUSBケーブルは含まれません

資料

• ファームウェア（C言語）
• 回路図