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Wireless Audio in a Box

Wireless Audio in a Box

菅井です。新年度になりました。花吹雪の中、葉桜が目立つようになり、残念ながら入学式まで桜は待ってくれないようです。

スイッチサイエンスでは、翌週火曜日の夕方の17時に日本語に訳して公開しています。

Wireless Audio in a Box(編集注:「箱の中にはワイヤレスオーディオ」)

金曜日、Friday Product Postの時間となりました。今週はオーディオ満載の製品たちです。最初は新しいワイヤレススピーカーキットです。最新オーディオボード数枚をSparkFun IoT ReadBoaed(ESP32使用)と組み合わせたもので、独自のワイヤレススピーカーキットをはんだ付けなしで製作できます。また、キットでおわかりのように、ヘッダ付きのWM8960オーディオコーデックブレークアウトのスタンドアローン版も発売します。そして今週最後はArduinoの新製品Opta Liteで締めくくります。では今週の新製品を見ていきましょう。

SparkFun Qwiic Wireless Speaker Kit

SparkFun Qwiic Wireless Speaker Kit

KIT-21773
$74.95
※スイッチサイエンスではお取り寄せも承っております。
 SparkFun Qwiic Wireless Speaker Kit は、ワイヤレスオーディオスピーカー製作のため必要なものがすべて揃っています。できるだけ手間を取らないように、ヘッダピンをブレークアウトボードにはんだ付けしました。回路を配線し、ESP32 RedBoard IoT Development Boardにコードをロード、Qwiic対応オーディオコーデック (WM8960)を設定し、お使いのBluetooth音源を接続し、再生ボタンを押せばお気に入りの曲が演奏されます。

 

SparkFun Audio Codec Breakout - WM8960 with Headers (Qwiic)

SparkFun Audio Codec Breakout - WM8960 with Headers (Qwiic)

BOB-21772
$18.50
※スイッチサイエンスではお取り寄せも承っております。

 SparkFun WM8960 Audio Codec Breakout は、1W ステレオD級スピーカードライバ/ヘッドフォンドライバ内蔵、低消費電力高品質のステレオコーデックです。WM8960 は、ステレオオーディオADC/DACを持ち、標準オーディオデータプロトコル I2S(I2Cではありません)を使って通信します。このオーディオコーデックは機能が豊富で、ライン/マイク入力自動レベル制御ALC)、プログラマブルゲインアンプ (PGA)、ポップ音/クリック音抑制、I2CによるソフトウェアでI2S 設定とアナログオーディオパスを設定できる機能など、高度なオンチップデジタル処理など機能が豊富です。 このバージョンのコーデックボードはヘッダピンがはんだ付け済みですぐお使いになれます。

Arduino Opta Lite

Arduino Opta Lite

DEV-21278
$146.50
※スイッチサイエンスではお取り寄せも承っております。

Arduino Optaはセキュアで簡単に使用できる、産業用IoT機能付きのマイクロPLC(Programmable Logic Controller)です。Finder 社(産業/ビルオートメーション機器製造の一流メーカ)との提携で設計、Arudinoエコシステムを利用しながらオートメーションプロジェクトをスケールアップできます。Arduino スケッチとLD(ラダー論理図)、FDB(機能ブロック図)などの標準PLC 言語に対応しており、PLCエンジニアを念頭においた設計です。

今週は以上です。今週紹介した製品をつかってなにか面白いものができたら、@sparkfun宛てにツイートか、またはInstagramやFacebook等でどんなものを作られたかをお知らせください。

原文:Wireless Audio in a Box ※一部、原文に説明を追加している部分があります。また、文中にスイッチサイエンスのお取り寄せページへのリンクを追加しています。
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