See the Unseen with Magnetic Imaging
こんにちは、菅井です。今年は大型連休のシルバーウィークにはならず、まず9月の最初の3連休が終わりました。近所では秋祭りの神輿姿も見られました。来週は秋分の日を入れた飛び石4連休です。
Friday Product Postは、米国現地時間の毎週金曜日に公開される、米国SparkFun社の新商品を紹介するブログ記事です。スイッチサイエンスでは来週、毎週火曜日の夕方の17時に日本語に訳して公開しています。
See the Unseen with Magnetic Imaging(編集注:「Magnetic Imagingで見えないものを見よう」)
みなさん、今週もFriday Product Postの時間になりました。 今週はあらたにSparkXを卒業した製品、Magnetic Imaging Tileのご紹介です。この磁気/イメージングセンサの組み合わせには格子状の8 x 8ホール効果素子64個が使われており、目に見えない磁気の世界を可視化します。その後は、ディスプレイ2製品で、ひとつは Raspberry Pi Touch Display 2のportrait版、 もうひとつはPimoroniの2.8インチPico Displayです。今週最後はREV Roboticsのスマートサーボモーターとコイン電池CR1632で締めます。今週はご紹介するものがたくさんありますので見ていきましょう。
見えない磁気の世界をリアルタイムで視覚化しましょう! SparkFun Magnetic Imaging Tile は、密集した格子状の8x8高感度ホール効果センサ64個により磁界をライブで視覚化します。これにより、磁石の挙動、電線中の電流の流れ、電気モーターから発生する磁界を観察することができます。タイルのセンサは極めて感度が高く、最適なイメージング範囲は表面から1 ~ 2 cm 以内です。近隣の磁気源の詳細分析にピッタリです。
Raspberry Pi Touch Display 2 (5” Portrait)
Raspberry Pi Touch Display 2 — 5 inch (Portrait) は、コンパクトなマルチタッチ静電容量式タッチスクリーンで、DSIポートで接続し、GPIOから給電します。プラグアンドプレイの簡単さで、Raspberry Zeroシリーズを除くRaspberry Pi全モデルとお使いになれます。
解像度 720 × 1280 の 24ビットRGB portrait パネルで、シャープな映像、5点タッチ対応、アンチグレア処理により、クリアな映像と応答性の良い入力に対応します。
Pico Display Pack 2.8”は、ST7789V ドライバ付きでアクティブエリア43.2×57.5 mmの320×240 ピクセルIPS LCDです。4個のタクトボタン、RGB LED(ピンを別目的に使うためトレースカット可能)、I²Cデバイス用Qwiic/STEMMA QT コネクタ、追加のSP/CEコネクタが搭載されています。ボードにはRaspberry Pi Picoに直接取り付けるためにピンソケットがはんだ付けされており、Pico にヘッダピンがついていればはんだ付けは不要です。Pico、Pico W、Pico 2、Pico 2 WおよびPimoroniのPico LiPo、 Pico Plusシリーズと互換です。ソフトウェアはPimoroniのカスタムMicroPython (PicoGraphics)、CircuitPython(DisplayIO)、 C/C++ ライブラリでサポートされています。ボード寸法は73×47×9.5 mmで、利用可能な画面領域は57.5×43.2 mmです。Picoは別売りです。
今週最後は小型CR1632 リチウムメタル3V 140mAh ボタン電池です。低消費電力プロセッサや何週間もLEDを点滅させるために最適です。
今週紹介した製品をつかって何か面白いものができましたら、@sparkfun にツイートか、または Instagram や Facebook などでどんなものを作られたのかお知らせください。来週はさらに新製品をご紹介します。