Meet the DataLogger IoT - 9DoF
菅井です。5月の祭りが続きます。先週は三社祭りがありました。地元では今週縁日があります。思えば4年ぶりですね。
New Product Fridayは、米国現地時間の毎週金曜日に公開される、米国SparkFun社の新商品を紹介するブログ記事です。スイッチサイエンスでは、翌週火曜日の夕方の17時に日本語に訳して公開しています。
Meet the DataLogger IoT - 9DoF(編集注:「DataLogger IoT - 9DoF登場」。)
Friday Product Postの時間となりました。実はここ数カ月、ずっとわくわくしていました。今日は、新しいSparkFun Datalogger IoT -9DoFを発表いたします。これは、オンボードIMU、新しいプラグアンドプレイ機能、複数のIoTネットワークプラットフォームから選択可能などを特徴とするデータロガーラインの最新製品です。またこれには負けてはいられません。次のロボット製作で新しいタイプのモーターが必要な方のために、メタルギアドモーターもご用意いました。それでは見ていきましょう。
SparkFun DataLogger IoT - 9DoF
$74.95
※スイッチサイエンスではお取り寄せも承っております。
SparkFun DataLogger IoT - 9DoF はIMU、GPS、各種圧力/湿度/距離センサを、コードを全く書かず自動的に記録するようあらかじめプログラムされたデータロガーです。自動的にQwiicセンサを検出、設定、記録を行います。大量のデータをCVSやJSONで取り込み、親プロジェクトに与える必要がある方のために専用設計されました、データをマイクロSDカードに保存したり、お好きなIoTサービスに無線で送信しましょう。
DataLogger IoTには、3軸の加速度計、ジャイロ、磁気計を記録する内蔵IMUが搭載されています。オリジナルの 9DOF Razor はMPU-9250を使用していますが、このDataLogger IoT はSTMicroelectronics 社のISM330DHCX 、MEMSIC社のMMC5983MA を採用しています。DataLogger IoTを電源投入して、対応デバイスから読み取り値を記録するよう設定すれば、記録がはじまります。データは、NTP、GNSS、RTCと同期した場合、タイムスタンプを付与できます。
DataLogger IoT - 9DoF はボードに接続されたQwiicセンサを自動的にスキャン、検出、設定し、記録します。 (はんだ付け、プログラミング不要!)。自動検出できる対応ボードの一覧は、Ch製品ページをご覧ください。
Metal Gearmotor with Encoder - 12V (9.7:1)
$45.95
※スイッチサイエンスではお取り寄せも承っております。
こちらのギアドモーター は、ローパワー12 VのブラシDCモーターと9.68:1 メタルスパーギアボックスの組み合わせです。モータシャフトには、48 CPR(編集注:Count Per Revolution)の直交(編集注:quadrature 90°位相差のA相、B相のパルスを利用します)エンコーダが組み込まれており、ギアボックスの出力シャフト1回転で464.64カウントになります。ギアモーターは直径はわずか25 mmの円筒形で、D字型の出力シャフトの直径は4 mm、ギアボックスのフェースプレートから12.5 mm 延長されています。
ホール効果エンコーダには2チャンネル使用され、モーターシャフト後方の突き出し部上にある磁気ディスクの回転を検知しています。直交エンコーダにより両チャンネルの各エッジを数えるとモーターシャフト1回転あたり48カウントの解像度となります。モーター/エンコーダは6色の色分けされた20 cmのリード線で、2.54 mmピッチの1 x 6 メスヘッダで終端されています。
今週は以上です。今週紹介した製品をつかってなにか面白いものができたら、@sparkfun宛てにツイートか、またはInstagramやFacebook等でどんなものを作られたかをお知らせください。
原文:Meet the DataLogger IoT - 9DoF※一部、原文に説明を追加している部分があります。また、文中にスイッチサイエンスのお取り寄せページへのリンクを追加しています。