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Measure Extreme CO₂ Concentrations

Measure Extreme CO₂ Concentrations

こんにちは、菅井です。9月になりました。まだまだ秋には程遠い猛暑ですが、少し暑さは和らいできました。この天気はシルバーウィークまで続くのでしょうか。

Friday Product Postは、米国現地時間の毎週金曜日に公開される、米国SparkFun社の新商品を紹介するブログ記事です。スイッチサイエンスでは来週、毎週火曜日の夕方の17時に日本語に訳して公開しています。

Measure Extreme CO₂ Concentrations(編集注:「極端に高いCO₂ 濃度を測定しよう」)

みなさん、今週もFriday Product Postの時間になりました。ご紹介したい高価な製品が4点あります。まずはSparkXブランドを卒業した最新のQwiic STC31 CO2 センサです。この小型ボードは極端な環境においてデータを取得し提供できる非常に正確な環境センサのひとつです。それに続くのは新しいGNSS Flexモジュール3点で、内2点はIMUのIM19搭載/非搭載のZED-20Pを装備したものです。これらのまばゆい新製品に続いて、Pololuの降圧電圧レギュレータ3点と、SparkFun在庫のICが続きます。

高濃度の二酸化炭素を測定する必要がありますか?標準の CO2 センサでは役不足の場合、 SparkFun Qwiic STC31 Sensor が解決します。Sensirion 製のこの強力なセンサは、驚異的なCO2 濃度100%までを測定できるよう設計されています。

STC31 は信頼性が重要なアプリケーション用に製造されています。画期的な熱伝導測定原理を使用し、 Sensirion社の特許 CMOSens テクノロジーと組み合わせて、優れた再現性と長期間の安定性を提供します。つまり、センサエレメント、信号処理、デジタル校正が一つの超小型チップに統合されています。

 

SparkPNT ZED-X20P & IM19 GNSS Flex Moduleを使って、フルチルト補正付きのセンチメートルレベルの測位を行いましょう。本製品はGNSS Flexシリーズで最も高度なモジュールのひとつです。要求の厳しいアプリーションの正確なナビゲーション用に、オールバンド RTK GNSS レシーバー ZED-X20Pと高精度IMU IM19を組み合わせています。

すべてのSparkPNT GNSS Flex モジュールのように、本製品と次に紹介する2製品は、簡単に交換可能で、今後のアップグレードのためにピンコンパチです。GNSS Flex pHAT キャリアボードとは標準2x10ピンソケット経由で接続し、ソケットにはUSB、デュアルUART、GNSSレシーバーのI²C、IMU用専用UARTなどのモジュールのインターフェースが引き出されています。

 

次世代高精度GNSSを SparkPNT ZED-X20P GNSS Flex モジュールを使って、センチメートルレベルの測位を行いましょう。このモジュールは定評のあるF9エンジンのパワフルな後継である最新のu-blox X20 エンジンを搭載し、要求の厳しいナビゲーションや制御アプリケーション用に理想的です。SparkPNT GNSS Flex Module - LG290P & IM19 IMU

SparkPNT GNSS Flex Module - LG290P & IM19 IMU

GPS-29469
$374.95

 

Quectel社の高度なGNSS テクノロジーをSparkPNT LG290P & IM19 GNSS Flex モジュールで利用しましょう。クワッドバンド対応LG290P RTK レシーバーと実績のあるIMU IM19 をペアにしたオールインワンモジュールで、センチメートルレベルの精度と、チルト補正、そして優れたアンチジャミング性能を提供します。

 

 

 

Pololu D42V55F24D42V55F8D42V55F5.3 は、コンパクトな同期式降圧スイッチングレギュレータで、それぞれ入力電圧 24 ~ 60 /8.4 ~ 60/5.3 ~ 60Vで、24 V(最大4 A)/8.4 V(最大5A)/5.3 V(最大6 A)を定電圧出力します。降圧コンバータは高い入力電圧を低い出力電圧に変換しつつ、利用可能な電流は増加し、リニアレギュレータよりはるか効率的です。つまり、電圧差が大きな場合、発熱が少なく、エネルギー効率は良好です。

 

FS3000-1005 は、MEMS サーモパイルをベースにしたセンサを利用した表面実装タイプの気流速度モジュールです。 レンジは 0~7.23m/sで、分解能12ビット のデジタル出力です。センサは、固体断熱(solid thermal insulation)とシリコンカーバイド被膜でアブレシブ摩耗や結露から保護します。

 

 DA7280 リニア共振アクチュエータ (LRA) と偏心回転質量(ERM)ハプティックスドライブで、自動閉ループLRA共振周波数追跡(resonant frequency tracking)を行います。この特徴により、LRA 製造公差、動作温度、エージング、メカニカルカップリングに関して一貫性が保証されています。 DA7280は、最新のワイドバンド/マルチディレクショナルLRAの機能をフル活用したワイドバンド動作を行います。

今週紹介した製品をつかって何か面白いものができましたら、@sparkfun にツイートか、または Instagram や Facebook などでどんなものを作られたのかお知らせください。来週はさらに新製品をご紹介します。

※一部、翻訳に説明を追加している部分があります。また、文中にスイッチサイエンスのお取り寄せページへのリンクを追加しています。

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