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M5Stamp Flyの入荷見込み、交換部品など報告

M5Stamp Flyの入荷見込み、交換部品など報告

こんにちは、牧井です。

M5Stamp FlyM5Atom Joystickについて、8月2日の日中同時発売以後、欠品が続き、お待たせして申し訳ありません。M5Stack CEOのJimmyも「世界で300台ぐらいだと思っていた。こんなに人気になると思わなかった」と話しており、現在日本向け含め大量に増産しています。

また、M5Stack社にとってもはじめての製品だったため、バッテリの出荷や交換部品含め、発売後に追加で検討を加えています。今回の記事では、2024年8月27日現在の状況について報告します。

M5Stamp Flyの生産、次回入荷、今後の入荷見込み

2024年8月29日(木)18時ごろにほんの少量届いたもので販売を再開する予定です。それはおそらくすぐに売り切れてしまうと思うのですが、9月中に何度かに分けて更に数百セット以上(M5の生産状況によっては追加でもう数百セット)を販売します。

10月も同量以上(この頃には生産ラインがM5Stack社の新オフィスに移って拡大しているため、更に大量の入庫も見込めます)日本に入庫する見込みです。

現在の入荷通知などを鑑み、需要が更に増えても、おそらく10月〜11月には、「日本の様々な店に並んでいて、いつでも買える」ようになると考えています。

【2024年9月20日追記】M5Stack社から状況のアップデートがありました。プロペラとモーターの取り付けで生産不良が発生することが多く、違う部品を何度か試して生産調整中とのこと。9月中に予定していた出荷および販売が後ろにずれる見込みです。そのためMaker Faire Tokyo 2024での販売予定もありません。たくさんのご期待を受けているところお待たせしてしまい申し訳ないのですが、今しばらくお時間をいただけると幸いです。続報が入り次第、再びアップデートします。

【2024年10月25日追記】M5Stack社から再び状況のアップデートがありました。生産が再開できたとのことで、2024年11月上旬にスイッチサイエンスウェブショップにて販売を再開する見込みです。また、生産状況も順調のようで、年内には順調な在庫状況が実現できる見通しです。モーター+ローター+工具の保守パーツセットに関しても準備が進んでおり、そちらも年内には発売できる予定です。

M5Stack.comショップ、AliExpressからの日本向け出荷

以下、M5Stack社からコメントをいただきました。

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発売直後にm5stack.comやAliexpressに日本のお客様を中心に大量の注文をいただき、M5Stackの注文処理能力を超える注文となり、在庫切れになるまで注文を受けてしまい、一部のお客様に発送をお待ちいただいています

これについてM5Stack/スイッチサイエンス両社で対策を検討しています。現状M5Stack側では数量制限がシステム上できないため、M5Stamp Fly / M5Atom Joystickのみ、日本向け注文と発送については一時的に保留しています。

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交換部品(バッテリ、モーター、ローター等)

M5Stamp Flyのモーターが消耗する事例が数件挙げられています。

M5Stamp Flyのモーターとローターは、M5Stack社での仕入時に若干のカスタマイズが行われています。そのため、まったく同じものを市場で調達することが難しく、モーター+ローター+工具(ローター外し)セットの販売をM5Stackにて準備中で、スイッチサイエンスでも販売予定です。

バッテリについては、現在製品に付属しているLAVA 1S 300 mAhをスイッチサイエンスでも在庫する予定です。

↑また、この部分のプラスティック部品が破損する事例が数件報告されています。こちらはSTLデータが公開されていますので、3Dプリンタで出力が可能です。

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