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Forget WiFi Woes, Go LTE All-American

Forget WiFi Woes, Go LTE All-American

菅井です。2024年はじめての記事です。今年もよろしくお願いします。

Friday Product  Postは、米国現地時間の毎週金曜日に公開される、米国SparkFun社の新商品を紹介するブログ記事です。スイッチサイエンスでは、翌週火曜日の夕方の17時に日本語に訳して公開しています。

Forget WiFi Woes, Go LTE All-American(編集注:「Wi-Fiに苦しまないで、全米で使えるLTEにしよう」。今週メインの新製品は北米向けですのであしからず。)

 

2024年1回目のNew Product Postの時間となりました。新商品は少ししかありません(来週はもっと紹介しますので、来週たお越しください)が、一つはセルラIoTのゲームチェンジャーで、もう一つは世界初のものです。SparkFun LTE Stick - LARA-R6!は、Wi-Fiが使えない場所をなくすのにピッタリで、北米のどこからでもいつでも接続でき、可能性の世界を広げます。 それでは今週の新製品を詳しく見ていきしょう。

 SparkFun LTE Stickで小型でもどこでも思いっきりやりましょう。

SparkFun LTE Stick - LARA-R6

SparkFun LTE Stick - LARA-R6

CEL-23618
$149.95
※Wi-Fi、Bluetoothなど電波を発する機能が搭載された製品は、日本で扱うために必要な工事設計認証(いわゆる技適)を取得していない可能性があります。したがって該当製品を日本国内で扱う場合にはご注意ください。日本の法律により、技適マークが付いていない無線機器は、電波を外部に発する状態での使用が禁止されています。日本国内では、電波暗室など電波を適法に遮蔽できる場所以外で、技適マークが付いていない無線機器を使用することは違法となる可能性があります。

The SparkFun LTE Stick は u-blox社の LARA-R6 LTE Cat 1 モジュール用の開発/プロトタイピングプラットフォームです。この製品はLARA-R6401を採用しておりり、北米でのデータと音声に対応し、AT&T、Verizon、T-Mobile、 FirstNetのモバイルネットワークで使用されるLTEバンドで動作します。ユーザ用nanoSIMカードスロットを内蔵、お好みのネットワークをお選びになれます。お使いのネット事業者がLARA-R6で使えるか、確認しましょう。

LARA-R6 は、複数のLTE FDD 周波数バンド(2、451213、1466 711)で動作し、uFOTA (over-the-air firmware update)、Root of Trust、 セキュアブート/アップデート、ジャミング検出、アンテナ/SIM検出など、u-blox社が提供する多数の一般的な機能を含んでいます。

 


 

直角 5mm のアドレス可能なLED CBIです。つまらなさそうに聞こえますが、執筆時点では世界初のものです。電子工作をケースに入れようとした場合、どんなに大変かお分かりでしょう。コネクタは少し手間取りますが、素直です。奇妙かもしれませんが、見かけがすっきりとしたインジケータはてこずります。

CBI(circuit board indicator:基板インジケータ)は、ケース側面からLEDを見せる一般的な方法です。問題となるのは、現存するLEDサプライヤやCBIモデルが、モデム全盛でリンクインジケータがたくさん必要だった1980年代からのものであることです。(編集注:NeoPixelのような)アドレス可能なRGB CBI を探したのですが、なかったので作っちゃいました!

今週は以上です。今週紹介した製品をつかってなにか面白いものができたら、@sparkfun宛てにツイートか、またはInstagramやFacebook等でどんなものを作られたかをお知らせください。来週はさらに新製品をご紹介します。ではよいホリデーを。

原文:Forget WiFi Woes, Go LTE All-American ※一部、原文に説明を追加している部分があります。また、文中にスイッチサイエンスのお取り寄せページへのリンクを追加しています

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