AzureWave and Thing Plus
こんにちは、菅井です。シルバーウィークも終わり、早いもので来週は10月になります。天気が短期間で変化して、、東京は台風が過ぎたあたりから一気に秋めいて涼しくなりました。もうすぐ秋分の日です。
New Product Fridayは、米国現地時間の毎週金曜日に公開される、米国SparkFun社の新商品を紹介するブログ記事です。スイッチサイエンスでは、翌週火曜日の夕方の17時に日本語に訳して公開しています。
AzureWave and Thing Plus(編集注「AzureWaveとThing Plus」。AzureWaveは台湾の無線接続と画像処理ソリューションの会社です。)
こんにちは、再び金曜日がやってきました。今週は新商品を5点ご紹介します。まず最初はAzurewave社のAW-CU488とRealtek社のRTL8721DMを搭載した新しいThing Plusボードです。その後はカラーLCDボードのRoundyPiとRoundy Fi 2点です。これらは、画面が完全の円形で、一つは人気のRP2040 IC、もう一つはWi-FI機能付きのユニークなLCD商品です。そして今週の締めは、SparkXの新しいボード2点です。それでは今週の新製品を見ていきましょう。
SparkFun AzureWave Thing Plus - AW-CU488
DEV-19957
$74.95
SparkFun AzureWave Thing Plus は、AW-CU488搭載のFeatherフォームファクターの開発ボードです。このモジュールには、シングルチップで超低消費電力デュアルバンド(2.4GHz 、5GHz)無線LANを統合したRealtek RTL8721DM 、そしてReal-M300 CPU (ARMv8-M, Cortex-M33)とReal-M200 CPU (ARMv8-M, Cortex-M23)のデュアルコアプロセッサを採用しています。SparkFun AzureWave Thing Plusをクラウドと接続して、地域での現在の天候の取得、サーバへセンサデータの投稿、未来のホームオートメーションでの照明制御、そして入力オーディオ信号のFourier変換を行いましょう。
RoundyPi
LCD-19896
$49.99
※スイッチサイエンスではお取り寄せも承っております。
RoundyPi はRP2040ベースの円形LCD ディスプレイです。解像度240x240、RGB 65K色のコンパクトでスタイリッシュな1.28インチディスプレイモジュールです。クリアでカラフルな表示効果であなたの作品により魅力的にします。 GC9A01ドライバとSPIインターフェースを採用、最小のIOピンだけが必要です。
RoundyFi
LCD-19897
$56.99
※スイッチサイエンスではお取り寄せも承っております。
先ほどのRoundyPi同様、 RoundyFiは、1.28インチの円形LCD ディスプレイで、802.11b/g/n Wi-Fi対応を内蔵した80または160 MHz動作のESP-12E MCUを搭載しています。ESP-12Eは、効率と使い易さで定評があります。画面はフルカラーで、USB MicroBもしくは画面裏面の6ピンのスルーホールビア(ピンソケット付き)の2種類のインターフェースで対応します。
Satellite Transceiver Function Board - Swarm M138
SPX-20107
$14.95
※スイッチサイエンスではお取り寄せも承っております。
SparkX Swarm MicroMod Function Boardは、MicroMod を使ったプロジェクトにSwarmサテライトとの接続を付け加えるアダプターボードです。MicroMod Main Board - Single またはMicroMod Main Board - Doubleに挿し込めるよう設計されました。Swarm M138 サテライトモデムをインストールし、専用のSwarm Satellite Arduinoライブラリで通信しましょう。 お好みのプロセッサを使って衛星対応の MicroMod トラッカーやデータロガーを作成できる、完璧なソリューションです。
smôl Dynamic NFC/RFID Tag
SPX-18991 $9.95
$49.95
※スイッチサイエンスではお取り寄せも承っております。
なぜsmôl用にNFC/RFIDペリフェラルボードを製造するのか、お思いになるかもしれません。Microelectronics ST25FV64KC smôl boardは、ダイナミックなNFC(Near Frequency Communication) / RFID(Radio Frequency Identification)タグ ICで、64Kビット(8Kバイト)のオンボードEEPROM メモリを搭載しています。I<sup>2</sup>Cインターフェースを使ってsmôl プロセッサでこのEEPROMを読み書きできます。メモリは、お使いのsmôl エコシステムがディープスリープモードでも、RFリンク経由でも読み書き可能です。つまり、非接触のデータ蓄積収集、そして構成管理にピッタリです。
今週は以上です。今週紹介した製品をつかってなにか面白いものができたら、@sparkfun宛てにツイートか、またはInstagramやFacebook等でどんなものを作られたかをお知らせください。
原文:AzureWave and Thing Plus※一部、原文に説明を追加している部分があります。また、文中にスイッチサイエンスのお取り寄せページへのリンクを追加しています。