A New Addition to the GNSS Flex Family
こんにちは、菅井です。いよいよ8月も最終週になりました。週末は夏の終わりの夏祭りが続きます。日暮れも早くなり、夜は虫の音ですっかり秋の風情です。
Friday Product Postは、米国現地時間の毎週金曜日に公開される、米国SparkFun社の新商品を紹介するブログ記事です。スイッチサイエンスでは来週、毎週火曜日の夕方の17時に日本語に訳して公開しています。
A New Addition to the GNSS Flex Family(編集注:「GNSS Flexファミリー新製品」)
みなさん、今週もFriday Product Postの時間になりました。今週は40ピンGPIOヘッダーのついたRaspberry PiやシングルボードコンピュータにGNSS機能を簡単に付け加えるGNSS Flexモジュール製品に加わった2製品であるDAN-F10N GNSS Flex pHAT と DAN-F10N GNSS Flex モジュールをご紹介します。その後は、ヘッダーが装備されたWS2812Bブレークアウト基板、それからSparkFunカタログの新しいカテゴリーとなる既存部品です。ご紹介には少しかかりますので、詳しく見ていきましょう。
お使いのRaspberry PiにデュアルバンドGNSSによるメートル級測位機能をSparkFun DAN-F10N GNSS Flex pHAT で装備しましょう。多用途 GNSS Flex pHAT キャリアボードに高信頼性のDAN-F10N GNSS Flex モジュールを組み合わせたプラットフォームで、40ピンヘッダのあるどんなシングルボードコンピュータに安価で簡単な組込が行えます。
GNSS Flex pHAT は、Raspberry Pi とモジュラーなSparkPNT エコシステムのブリッジです。拡張用40ピンソケットにしっかり取り付け、同梱の GNSS モジュールを標準 2 x 10ピンで接続するので、修理やアップグレードでモジュールを簡単に交換できます。
メートル級測位の高信頼コンパクトなPNT レシーバー SparkFun DAN-F10N GNSS Flex Moduleのご紹介です。SparkPNT GNSS Flex シリーズの一員で、Raspberry Pi や同様のシングルボードコンピュータ にモジュラーなGNSS 機能を提供するよう設計されています。GNSS Flex モジュールは GNSS Flex pHAT とピン互換で、簡単に交換でき、システム全体の再設計をせずにGNSSレシーバーを簡単に修理/アップグレードできます。標準の2.54 mmピッチ 2x10ピンソケットには、重要なUART、PPS、イベント信号をシームレスなインテグレーションのために引き出されています。
SparkFun WS2812B RGB LED モジュール(ヘッダ付き)を使って、アドレサブルLEDを使った電子工作を素早く始めましょう。このバージョンのモジュールにはヘッダがはんだ付け済みで、ブレッドボードに直接挿すためにはんだ付けは不要です。一般的なWS2812B (NeoPixel)を使用したオールインワン部品で、パッケージにフルカラーLEDとコントローラを組み込んでいます。ヘッダなしバージョンも取り扱い中です。
FT230X USB Bridge はコンパクトサイズのUSB シリアルUART変換ICで、 スペースに制限のあるアプリケーション用にピン数を最適化して設計されています。マイクロコントローラにUSB 2.0接続を追加する単純で効率よい方法を提供し、必要なPCBフットプリントを大幅に削減し、レイアウトを単純化するよう設計されています。
TCR2EF はオン/オフ制御入力付きの単一CMOS 電圧レギュレータで、低ドロップアウト電圧、低ノイズ電圧出力、高速負荷過渡応答が特徴です。出力3.3 V固定で 200 mA です。過電流保護、自動放電機能を搭載しています。
M2.5-0.45 プラスネジ and とM2.5 16 mm 六角スペーサです。理想的なスペーサで、Raspberry Pi GNSS Flex pHATで使用されています。ネジとスペーサは別売です。
今週の最後は1 x 20ピンの分割ヘッダピンです。ワイヤカッターで好きなサイズにカットできます。標準ピッチの2.54 mmで、分割ピンソケットと対で使えます。