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RPi1114FDH Raspberry Pi 電源制御モジュール

RPi1114は、LPC1114FDH28を搭載し、Raspberry Piの電源をコントロールするボードです。

ジャンパで「ACアダプタからRaspberry Piへ電源を供給するモード:to RPi」と「Raspberry PiのマイクロUSBからRPi1114へ3.3 Vを供給するモード:from RPi」を切り替えることができます。to RPiモードでは、Raspberry Piへの電源供給をコントロールすることができます。RPi1114上のDCジャック(2.1 mm、センタープラス)にACアダプタを接続し、電源スイッチ回路を経て、Raspberry Piへ電源を供給します。

RPi1114上のLPC1114はプログラム書き込み済で、Raspberry PiからI2C経由でコマンドを送ることで、

  • 指定時間経過後に電源をoffにする
  • 指定時間経過後に電源をonにする
  • ボード上のLEDを点灯・消灯・点滅させる
  • LPC1114の10 bit ADC、PWM、GPIOに読み書きする
  • 一定時間ごとにADCからデータを収集し、まとめてRPiから取得する

などのことができます。

例えばシェルで

  sudo i2cset -y 1 0x28 0x11 0x00 0x10 0x36 0x30 0x00 i …60秒後にoff
  sudo i2cset -y 1 0x28 0x10 0x00 0x10 0x33 0x30 0x30 0x30 0x00 i …3000秒後にon
  sudo i2cset -y 1 0x28 0x20 0x00 0x00 i …led 消灯
  sudo poweroff

を実行すれば、RPi1114は、Raspberry Piの電源を30秒後にオフにし、3000秒後にオンにする設定になり、ついでにボード上のLEDを消灯します(ボード上のLEDはデフォルトで1秒間隔で点滅します)。あるいは終了時に

  sudo i2cset -y 1 0x28 0x11 0x00 0x10 0x36 0x30 0x00 i …60秒後にoff

を実行するようにしておけば、Raspberry Piでpoweroffなどを実行した後に電源を引き抜く手間が省けます。sw1を押すことで電源のon/offを切り替えることもできます。

アナログポートの読み込み

例:ch #0(dp9)から読み込み

  sudo i2cset -y 1 0x28 0x30 0x00 0x00 i
  sudo i2cget -y 1 0x28 0x30 w

ADCの読み込みは、インターバルモード指定が可能です。このモードでは、指定秒数ごとにADCを読み込んでメモリに溜めておき(最大3 ch100個分)、I2Cで読み込みの指示を受けた時に、まとめて読み込むことができます。その間Raspberry Piは起動している必要がありません。例えばdp11から5000ミリ秒毎に1回、ADCの値を読み込み、

  sudo i2cset -y 1 0x28 0x32 0x02 0x10 0x35 0x30 0x30 0x30 i

数分後にRaspberry Piからまとめて値を読み込むことができます(i2cgetがまとめ読みに対応していないのでサンプル略)。

file

デジタルポートの読み込み

例:ch #1(dp6)から読み込み

  sudo i2cset -y 1 0x28 0x50 0x01 0x00 i
  sudo i2cget -y 1 0x28 0x50 w

デジタルポートの書き込み

例:ch #0(dp26)へ書き込み

  sudo i2cset -y 1 0x28 0x60 0x00 0x10 0x31 0x00 i

PWM出力

例:ch #0(dp1)へ500 hzの 20%PWM波(約0.64 V相当)を出力

  sudo i2cset -y 1 0x28 0x41 0x00 0x10 0x32 0x30 0x30 0x30 0x00 i
  sudo i2cset -y 1 0x28 0x40 0x00 0x10 0x32 0x30 0x30 0x00 i

その他のコマンドについては、サポートページをご参照ください。

LPC1114は、mbedその他で容易にプログラム可能です。RPi1114は、lpc21ispを使って、Raspberry Pi上で開発したバイナリプログラム(.bin形式)をアップロードすることができます(アップロードの際には、マイクロUSBからRaspberry Piへ電源を供給する必要があります)。出荷時にインストールされているプログラムは、mbedおよびgithubにて公開していますので、どんどん手直ししてお使いください。

基板上には2.54 mmピッチのフリーエリアを用意し、LPC1114のGPIOをパッドに接続しています。フリーエリアには上下に電源/GNDのラインを1本ずつと、それらとは接続されていない縦方向2本のラインを用意しましたので、ICなどを搭載して電源を引き回したりすることも簡単です(ご使用前にかならず、電圧やパターンをご確認ください)。

file

応用例

RPi1114は、当初、Raspberry Piによる、屋外自動撮影装置の電源制御モジュールとして開発しました。1時間に1度Raspberry Piを起動して、風景を撮影し、データの送信が終わったら安全にRaspberry Piをシャットダウンしてから電源を切る……という動作を繰り返すものです。Raspberry Piをずっと起動したままだと、大きな太陽電池+蓄電池が必要ですが、sudo poweroffしてもRaspberry Piの電源は落ちてくれないし、市販の単純なタイマーで強制的に電源を切るのも怖いので、Raspberry Piからコマンドで制御できるタイマーとして作りました。

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内容物

  • RPi1114FDH本体 
  • ジャンパーピン

ご注意

  • 本品はRaspberry Pi 2、3に対応しています。A、 Zeroでも動作しますが、ポリスイッチ容量が2.5 Aのため、サポート対象外とします。
  • 本キットにはRaspberry Pi、 ACアダプタ、 NoIR Camera V2、ジャンパーワイヤー、ESP-WROOM-02 board4等は付属しません。

資料

倉橋屋さんからの受託販売商品です。
輸送上の問題は当社が責任を負います。技術的なご質問には、当社ではお答えできません。 上記技術資料のページなどをご参照の上、ご自身で解決していただく必要があります。

2017年4月20日更新
名前 RPi1114FDH Raspberry Pi 電源制御モジュール
コード番号 KURAHASHIYA-003
SKU# 3110
送料区分 500
単価 3,780
数量
在庫 4
短縮URL ssci.to/3110
公開日 2017年1月17日