A111搭載測距モジュールピッチ変換基板(Ver.2)
送料区分: 200
商品コード: SSCI-067232
発売日: 2021-02-25
在庫数: 76
短いURL: ssci.to/6723
従来製品(A111搭載測距モジュールピッチ変換基板と元になったSparkFunのPulsed Radar Breakout - A111)にあった回路の不具合を修正して作り直した基板です。
A111は最低限ARMv7で動作するように設計されています。Raspberry Pi 3A+、3B、3B+、4Bをお使いください。
60 GHz帯の電波を使ったAcconeer社製レーダーセンサA111を搭載した基板です。
総務省の定める微弱無線局の範囲内でお使いください。
総務省 電波利用ホームページ 微弱無線局の規定
設定など詳細はブログ A111搭載測距モジュールピッチ変換基板の問題二点について を参照してください。
距離のほか、動き、速度や材料の検出、高精度な物体追跡も可能です。電波で測定を行うので、ケースなど遮蔽物が存在する環境でも利用できます。詳しくは紹介記事をご覧ください。
Raspberry Piに直接つなげられるよう26ピンのピンソケットがはんだ付けされています。またRaspberry Pi以外でSPI通信するための端子もあります(コネクタははんだ付けされていません)。同時使用はできないのでご注意ください。
基板仕様
- 60GHzの無線を使った距離センサ A111チップ搭載
- アンテナ内蔵
- 測定距離 2mまで
- SPIインターフェースで接続(最大50MHz)
- 基板上に電源ICと電圧変換ICを搭載しているため、1.8V〜5Vで使用可能
9ピン端子の電源について
SPI信号が出ている9ピンの端子には2つの電源端子があります。片方はA111に供給する電源を作るための端子(5V)で、もう一つはSPI信号の電圧を決めるための電源端子(VCCIO)です。
5V端子に供給された電圧からA111用の1.8Vを作ります。使っているレギュレータ(AP2127K)は1.8V出力の場合2.5V以上の電圧を供給すればよいので、3.3Vを供給しても問題なく動作します。
VCCIOに何を供給するかは基板上のSJ1、SJ2によって変更できます。販売時にはSJ1が接続されているため、VCCIOには2列26ピン端子(Raspberry Pi用端子)の3.3Vが接続されます。
VCCIOに9ピン端子の5V端子を使いたい場合はSJ1の接続をカットし、SJ2をはんだ付けして接続します。
VCCIOに独自の電圧を使いたい場合はSJ1をカットした上で、9ピン端子のVCCIOピンから必要な電圧を供給してください。
基板おもて
基板裏
資料
- 回路図(PDF)
- Eagleデータ
- A111データシート(英語PDF)
- Sparkfunの商品ページ
- スイッチサイエンス プレスリリース
- A111搭載測距モジュールピッチ変換基板の紹介(スイッチサイエンスマガジン)
- A111搭載測距モジュールピッチ変換基板を最新のRaspberry Pi OSで動かす
- A111搭載測距モジュールピッチ変換基板の問題二点について
寸法図
商品コード: SSCI-067232