3GIM V2.2(3Gアンテナなし)
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商品コード: TABRAIN-021
発売日: 2017-08-29
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この度、3GIMをV2.1からV2.2に改訂いたしました。このハードウェアの改訂によってアクティブGPSアンテナが利用できるようになりました。このハードウェアの改訂(V2.2)では、3Gアンテナコネクタ部分を一部ずらした程度で、サイズはそのままです。ファームウェアの改訂(V3.3)として、SMS機能を削除しましたが、アクティブGPSアンテナ向けやTCP/IPの機能追加などを行っています。
さらにArduinoのライブラリ関連の改訂(a3gim R4.3)も行っていまして、アクティブGPSアンテナの設定やTCP/IP関連機能を簡単に使えるようにしました。いままでの3GIM開発プログラムもほとんどがそのままご利用いただけるようにしています(詳細は、マニュアルをご覧ください)。
その他マニュアルの改訂とともにサンプルプログラムのダウンロード対応、各機能ごとの参考資料の改訂なども行いました。またライブラリは、GitHubからダウンロードできるようにしました。
「3GIM V2.2」は、これまでの「3GIM(3G IoT モジュール)V1.0シリーズ」・「同V2.0シリーズ」(世界最小サイズの35 mm × 25 mm)の最新バージョンです。これまでのバージョンと同仕様で、UART通信を使って、簡単にArduino互換機やmbed、Edison、それにRaspberry Piといったマイコンボードと連携できる製品です。また、RaspberryPiとはUSB接続で高速に通信できるようになっています。
これまで「3Gシールド」や「3GIM V1.0」、それに「3GIM V2.0・V2.1」を使ってArduinoおよびその互換機で利用できた機能・関数群は、ほとんどそのまま利用できます(一部の機能は変更されたり利用できなくなったりしています) 。
またArduino互換機上では、別製品「3GIMシールド V2.0」や「IoTABシールド V3.0」を使えば、短時間で3GIMを使って、マニュアルや参考資料に記載してあるサンプルプログラムが実行できるようになっています。
UART「$」コマンドやライブラリ関数群がそのまま利用できるため、中学生クラスでもプログラミングが分かれば、メール送信やツイッター連携、それにクラウド連携などが簡単に実現できます。
すでに5年間近くに渡って3Gシールド・3GIMを使った実績(試作開発事例や実運用事例、それに大量利用事例など)が豊富に出てきていますので、安心して試作から量産化まで利用できる製品です。
この3GIM製品の特長としては、
- コンパクト(小型)であること
- 省エネ対応であること
- UART通信などで簡単なインタフェースを設けていること(一般技術者向け)
- 中学生クラスでもわかるライブラリ群を用意したこと(初心者向け)
- 利用から応用までの分かり易いマニュアルを用意したこと
- IoT向けサンプルが分かり易く・直ぐに実行できること
などがあげられます。
分かり易いマニュアルには、多くのセンサ類などの電子部品を使って、IoTシステムをどう実現するかを紹介し、簡潔で豊富なサンプルプログラムでは、そのまま組み込んで動くもので、理解しやすいものとしています。
今後IoTシステムのプロトタイピング開発を検討したり、IoTデバイスの製品化を検討する上では、コンパクトかつ省電力のIoTゲートウェイとして利用することもできます。エアプレーン(機内)モードに設定した場合には、約数 mA程度の消費電流に抑えることができます。
これまでの3Gシールドおよび3GIMの公開情報や関連情報の多くが活用できますので、試作・プロトタイピング開発用の3G通信モジュールとして簡単に利用できます。また、GPS機能の強化や、SIMカードのプロファイル設定機能追加、HL8548-GのATコマンドスルーパスモード機能追加などを行っています。
これまで5年以上前から利用されてきた$コマンドやライブラリは、そのまま利用できるようにしていきますし、将来販売していく製品でも同じコンセプトで対応していく方針でいますので、継続的なご利用が可能となっています。
現在の3G通信モジュールのファームウェアの機能としては、以下の機能が利用できます:
① 時間取得、IMEI取得、電波受信強度(RSSI)の取得、UART通信速度設定など
② 位置情報(GPS/GGLONASS)の取得(アシストGPSやアクティブGPSアンテナ対応)
③ HTT/PGET・HTTP/POST機能(SSLも利用可)
④ TCP/IPによる強化機能
⑤ SIMカードのプロファイル設定機能
⑥ 機内(プレーン)モード設定機能
⑦ HL8548-GのATコマンドスルーパスモード切換え機能
など。
本製品は、すでに日本国内で技適およびNTTドコモのIOT(Inter-Operability Testing:相互接続性試験)を取得していますので、誰でも自由に利用することができます。
補足説明:本3GIM V2.2を利用する上では、搭載したマイコン(LPC812)を使うことで単独でご利用できます。将来的には搭載したマイコンの利用方法を公開しますので、独自にファームウェアの作成も可能となります。また、SIMカードのAPN情報設定は、ユーザが自由に行えるようにしました。
ご利用頂けるSIMカードは、NTTドコモ系のマイクロSIM(データ通信利用)です。<IIJmio、SORACOM Air、DTI、So-net、Biglobeなどが既存利用できています>
内容物
- 3GIM V2.2本体
- 6ピンヘッダ 1個(細ピン)
資料
- 3GIM 「はじめにお読みください」資料
- 3GIM 技術関連情報 Wikiページ
- 3GIM V2.2 利用マニュアル
- 3GIM V2. 2 チラシ
- a3gim R4.3ライブラリ群GitHub
- 3GIM V2.2エラーコード一覧表
- 3Gシールド&3GIM開発事例紹介
- 回路図
- 外形寸法図
こちらの商品は受託販売商品です。本製品のサポートは、WiKiページやメール問い合わせ(info[at]tabrain.jp, [at]は@に変更)対応を行っています。輸送上の問題は当社が責任を負います。 技術的なご質問には、当社ではお答えできません。 上記技術資料のページなどをご参照の上、ご自身で解決していただく必要があります。
商品コード: TABRAIN-021